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人形劇三国志 大百科(1993年4月1日)


  • 2016年4月11日(月) 07:50 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,488
書籍 ※関連記事
 メモ:飯田市川本喜八郎人形美術館(2016年4月2日訪問)
 さんごくし。(2016年4月7日-)

 上記関連記事にあるように、珍しく日記的に導入する記事の頻度が高いのだけど、今回もその流れ。

 2016年4月9日土曜日4時に起床。3時間睡眠でひたすら溜めたビデオを消化しつつあれこれ作業するも、お出掛け前のこの時間帯はまとまったことができるわけでもなく。何か身のあることをしようと、裁縫で外れていたボタンの取り付けをする。8時10分。
 9時25分には行きつけのスーパーマーケットへ。日曜日に帰宅後、料理しようと、京都排骨の食材を買っていた。手元のレシピだと野菜分が少ないので、ピーマンを買い足した。それと旅行に備え、行きのおやつのコロッケ、携帯するペットボトルのコーヒー(BOSS とろけるカフェオレ)、帰りの飯代わりの菓子パン2つ(アーモンドのやつとトマトチーズのやつ)を買う。

・京都排骨 (※個人サイトの2006年3月29日の雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2006/0301.html#29

 それで10時11分出発で市バスで京都駅へ。日曜日といえ、この時間帯の京都駅行きや結構すいていて、いきなり単独の席に座れ、下記の美術鑑賞メモを書いていた。

・美術鑑賞メモ「光の賛歌 印象派展」 (※個人サイトの2014年5月6日の雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2014/0506.html

 京都駅に10時43分到着。地下を通って東側にいき、地下の改札で青春18きっぷ4回目のはんこをもらうも、外国人の対応(何かラミネート加工された図版のボタンを見せ「PUSH!」ってしきりにおっしゃっていた)等でお忙しかったせいか、テキトーにおさえれ、大きく右にしかも逆さに捺されていた。まぁ、レアケースやね。、
 15分ほど待ち、直前の普通列車は4分ほど遅れていたものの、目的の11時発琵琶湖線新快速(米原経由近江塩津行)に遅れはなく、先頭車両で座れた。『エレ片のコント太郎』ポッドキャストを聴きながら、コロッケを食す。

※関連記事 『エレ片のコント太郎』ポッドキャストで三国志ネタ

 やはり3時間睡眠が効いて11時37分に居眠り。おきたら美術鑑賞メモの続き。ヤンマー中央研究所の電光掲示板では16℃を指していた。11時53分米原駅着。6番からホームを替え8番に乗換え。すでに列車が来ていて右の通路側だけど座れる。 
 12時発東海道本線(東海)(大垣行)。12時32分大垣駅着。1番→5番。前のほうで、左の窓際の席。
 12時41分発東海道本線(東海)新快速(豊橋行)。それまでにポッドキャストを聴き終えてHDDプレイヤーにシフト、曲はさねよしいさ子さん→YAMO→戸川純さんという時代を遡る流れ。あ、真ん中はYMOではない、念のため。KRAFTWERKの元メンバーのユニット。
 12時53分、岐阜駅あたりで美術鑑賞メモを書き終えたので、下記の「メモ:大型連休での一周片道乗車券後半」を書き始める。といってもメモを整えるだけなんだけどね。

・メモ:大型連休での一周片道乗車券後半 (※個人サイトの2014年5月2日の雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2014/0502.html

 13時ごろ尾張一宮駅到着。「メモ:大型連休での一周片道乗車券後半」からM-GTAのコーディングにシフト。13時30分、大府駅で居眠り、13時41分の安城駅で目覚める。13時57分、蒲郡駅に到着。対面乗換えで行く先も転換式クロスシート。余裕で座れる。
 14時発東海道本線(東海)(浜松行)。足立加勇「五十嵐かおるにおける瞳の巨大化の過程─少女マンガの大きな目を考える一例として─」(『マンガ研究』、Vol.22、2016年4月、pp.6-33)を読みながら弁当を食す。写真ではわかりにくいだろうが料理はイカと野菜の炒め物。使い捨てのプラスチック容器に入れてある。

・マンガ研究 vol.22 - 日本マンガ学会
http://www.jsscc.net/publish/manga_studies/vol_22

※関連記事 メモ:2015年、2つの研究テーマ

 14時57分浜松駅着。対面乗換え。前の方に行く。3番→4番。先はロングシートだった。15時9分発 東海道本線(東海)(熱海行)。浜松を出る頃には論文を読み切り、メモを取る。

p.9 かっちょいい文なんで見習いたいところ。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 よって、少女マンガが持つ大きな目を描く必要性、そして、大きな目が果たしてきた役割を理解するためには、その前提として、一人の作家がいかにしてそのような目の描法を獲得したのかという作家研究、そして、個々の作品において大きな目はどのような役割を果たしてきたのかという作品研究など、個別的な研究が不可欠となる。その成果と蓄積を歴史研究に反映させることによって初めて少女マンガにおける大きな目のあり方という問題にアプローチすることが可能となる。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

p.8
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
図1 やぶうち優による少女マンガの目の基本形。『ちゃお』小学館、第20巻15号、1996、p.412。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 図1のように教授目的のを論材に使う手法は参考になる。

p.29
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6 まとめ

 五十嵐における写実的表現や映画的手法の排除は、大塚が「傷つく身体」の議論で示した、記号的なキャラクターがリアリズム的表現を獲得するというマンガの発展モデルと矛盾するかのように見える。実際、この獲得史という形で捉えられる発展モデルは、大きな問題を抱えている。それはマンガは現実を描く義務を負うということが、このモデルの前提となっていることである。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 暗黙前提だね。気をつけないと。
 それでM-GTA 久々なんでなかなか進まない感じ。
 15時30分、愛野駅で一斉に降りる厚化粧の女子たち。ライブでもあるの?
 静岡で定番の数分の停車。それを利用してトイレに行くも返ってきたら、元居た車両にトイレがあることに気づく(汗)
 コーディング休憩。日本マンガ学会、ニューズレター Vol.42(最終号)を読む。
読んだら居眠り。富士駅でおきる。「メモ:大型連休での一周片道乗車券後半」を書く。
 17時22分、沼津駅。配布用要旨作成に変更。17時42分熱海駅到着。ホーム換えて3番→4番の乗換え、前の方の車両へ。ロングシート。近くにスペイン代表ユニフォームを着た人がいらっしゃった。それとノートPCのバッテリー交換を行う。結局、RSSフィードのニュースを読んでいた。18時37分の大磯駅あたりで、それらニュースを読みきる。
 そうすると車内放送で平塚駅での乗換えについて。もっと後で乗換えようとおもっていたが、対面乗換えだし、ノートPCを閉じずに外に出る。そのままロングシートにすわり18時47分発 湘南新宿ライン快速(籠原行)。
 19時33分ノートPCバッテリー2本目42% 19時59分池袋駅3番線着。対面乗換えで4番線。しばらくまって埼京線(大宮行)。20時1分発。やはり混んでいて、後ろの方へいって入る。座れないものの、何とかスペースは確保できた。一駅先の板橋駅に20時4分着。向かう先はいつもの歴史酒場 銅雀台だ。

・【歴史酒場銅雀台】公式ブログ
http://doujakudai.blog.fc2.com/

※関連記事 パチ漫三国志(2009年7月10日)

 入ってみると、名前がすっと出てこなかったが、あったことのあるお二人がカウンター席にいらっしゃった。一人は以前、一緒にプロレスの話を聴いていた人ってことを思い出したが(下記関連記事参照)、なにやらオペラの話やポンペイ展の話をされていたのでそのワードでピンと来た。オカノさんと月(ゆえ)さん。

※関連記事 メモ:国会図書館から米沢嘉博記念図書館へ(2016年1月9日)

2015年11月7日の土曜日についてのFACEBOOKでの投稿
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その方はもともと国文の人なんでその時代背景的に歴史に詳しいそうなんだけど、反面、ヨーロッパの近代以前の歴史に詳しくないって話から→その方はオペラをしている関係でイタリア語が話せる→カルチョの話→サッカー日本代表の話、てな感じでどんどん話が歴史からとうざかっていたので申し訳なく思いつつ。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 左から月さん、オカノさん、清岡の流れ。京都の話からオカノさんは幕末ファンなんで毎年京都に行っていて、移動はもっぱら歩きだとか、そこから刀剣乱舞の話になって、さらに、その層が『おそ松さん』に流れた感があるとか。
 
清岡は入ってきて、とりあえず、空いたお腹を満たそうと、飲み物じゃなくて食べ物、赤壁チャーハンを頼もうとしていた。ところがメニューを開くと、銅雀台ハンバーグなる看板メニューっぽいのがあったので、それを注文することに。程よいおいしさ。

 その料理を待っている間に気付いたのが、写真にある、『人形劇三国志 大百科』。左が表紙、右が裏表紙。分厚くてしっかりした装填だけど、普通の商業的な書籍にあるような情報が抜け落ちていて同人誌なのかな?とも思った(※今、軽く検索すると裏をとってないものの、「川本喜八郎 三国志百態展」で販売していた同人誌とのこと)。以下、奥付を引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おくづけ
人形劇 三国志  大百科
   三国志サロン清流派『清談』別冊
1993年4月1日 第一刷発行

制作……夢屋花乃屋
編集……柴田英樹
発行……三国志サロン清流派
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ここで気付いたのが、「三国志サロン清流派」の文字。先月の22日に『別冊コミックトム 三国志』の読者投稿欄をコーディングしている際に気付いたんだけど、37巻の「お便り紹介コーナー」にて、1988年1月15日16日開催「なるほどザ・三国志」が「三国志サロン清流派」主催で開催する旨が告知されていた。それとこの『人形劇三国志 大百科』では三国志サロン清流派の住所がベイシティ・エンタープライズ内になっていた。つまり下記の下田でのイベント主催者であり(名義が違うかもしれないが)、三国志フェス2011で手伝いに来てくださっていた、ベイシティ・エンタの方は、1988年には「なるほどザ・三国志」を主催し、1993年には『人形劇三国志 大百科』を刊行したり、もう四半世紀程度も三国ジャンルに貢献しているのだなと感動していた。

※関連記事
 お便り紹介コーナー 三国志のページ(1980年4月-1995年3月)
 三国時代から見た「魏志倭人伝」(静岡県下田市2011年10月30日)
 メモ:三国志フェス2011が始まるまで(2011年9月9日)

 もちろんカウンター席でその旨を伝えるも、こっちの口下手なせいでほぼこの感動はつたえられなかったんだけどね。

 それで何かめぼしいところがあればメモをとろうとしていた。一番、知りたかったのはor出典として欲しかったのは『人形劇三国志』の人形のデザインが何を元にしているのか、というもの。もちろん知識としては先週に仕入れたばかりなんだけどね。

※関連記事 メモ:飯田市川本喜八郎人形美術館(2016年4月2日訪問)

 特にそういう記述が見当たらなかったんだけど、いろんな知識が得られる。まず書籍全体のことについて以下、引用。というより、「ビバ! 三国志」自体、知らなかったよ。

p.4
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《この章の見方》
人形劇・三国志本編解説
 「人形劇三国志」は、1982年8月27日のパイロット版「ビバ! 三国志」を皮切りに、1982年10月2日の第1回から1984年3月24日まで、総集編1回を含む全68話が放送された。
 一年半近い長丁場な放映であったが、人形劇の常識を打ち破った映画的撮影法を取り入れたその斬新な演出は一向に衰えること無く、それどころか回を追うごとに一層の工夫と磨きがかけられ見るものを何度と無く驚嘆せしめた。
 ただ、「人形劇三国志」は始め五十数回予定でシリーズ構成が組まれ、それを元に脚本が書き上げられて行ったのだが、途中人気高沸のため延長が決定する事となり、さらに人形の助命嘆願の手紙などが殺到したため、メインキャラの死ぬ回を遅らせるなど、幾度かに渡って後半のシリーズ構成を変更し直している。そのため、後半(厳密には38回「玄徳の失敗」から)一話当たりの情報量がかなり少なくなり、変に間延びした回が相つぐ事となってしまった。また、前半はそれでも原作である「三国志演義」に添った展開をしていたのだが、後半は玄徳の性格の都合などから、ほとんど独自の三国志世界になってしまったようだ。
 この章では、「人形劇・三国志」本編68話のストーリーを、解説(と言うよりは感想程度のものだが)を添えて紹介する。各話に使われた全てのアイキャッチ、登場人形とその声優、スタッフ等も合わせて記してある。さらに、物語の情報量がやたら濃い回や感動的なドラマが内在する回などは2~4ページに渡って紹介し、孔明登場編にして最も高いドラマレベルを有する(と筆者が信ずる)第25話「水魚の交わり」はシナリオ形式に全ての台詞を書き起こし採録した。(ただし、これら特別回の選択は全て私個人の主観による事を、あらかじめ御了解をしていただきたい)
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 実際は銅雀台のカウンター席で話をしながら上記のことを写していたのだけどね。
 あと今月は個人的になぜか、日本全国の三国ロケーションを回る月間になってしまっていて今週は銅雀台ってことで店内の写真も撮っていた。



 あと二週間後の三国志義兄弟の宴に備え、横山光輝『三国志』の甘寧が亡くなるところを見ていた。4月23日日曜日13時開催第11回のテーマは沙摩柯なので。やはり沙摩柯は出てこないね。その分、甘寧の最期にクローズアップされている感がある。

※関連記事 三国志 義兄弟の宴(東京都港区 2015年9月13日-)

 21時40分ぐらいに二人組みの別のお客さんが入ってくる。後で聞くに灰島さん&ばじこさんで、前者が周瑜ファン、後者が潁川郡出身者ファン。
 元々いらっしゃったお二人はお帰りになるとのことだったんだけど、ここでようやく清岡とそれぞれ以前、会ったってことを確かめ合っていた。プロレスの話をしたとか、イタリアの話をしたとか。

 新しくいらっしゃったお客さんとの話題は、三国に限らず店主の和丸さんの語りも入り、楚漢の張良の話やら源平やらが出ていた。
 そもそも灰島さんとばじこさんが知り合ったきっかけが『三国志大戦トレーディングカードゲーム』とのことで、実は今日で会うのがまだ二回目とのことだ。やはり話題は『三国志大戦トレーディングカードゲーム』の商品展開が終わって、アーケードゲームの『三国志大戦』が再開されるということだった。清岡は両者ともプレイしたことがないのに、KOBE三国志ガーデンでの「大評定 西の陣」で見聞きしてきたもんだから、あれこれ情報を出して喜んでいた。

※関連記事
 三国志大戦トレーディングカードゲーム 商品展開休止(2016年4月27日)
 三国志大戦ティザーサイト公開(2016年2月19日)
 春の三国志会(2016年3月27日)

・三国志大戦 大評定 西の陣 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=P-jgnRfRDdU

 下記リンク先にあるように、銅雀台にて次の日の4月10日が楚漢ナイトで、マンガ『美軍師張良』の作者の秦和生先生がいらっしゃるそうで。その関係で、その連載誌の『まんがタイムオリジナル』が置いてあり(同じ芳文社の『孔明のヨメ。』との比較を掲載誌の性格を含め誰か解説してほしい所)、それをばじこさんが読んでいた。作中、張良の話し相手は知らない人物だったので、思わず手元の電子書籍で検索をかけたがオリジナル・キャラクターとのことだ。

・★4月10日(日)は秦和生先生と楚漢ナイト★
http://doujakudai.blog.fc2.com/blog-entry-54.html

※関連記事 孔明のヨメ。 5巻(2015年9月7日)

 あとここで書いてもばじこさんに気付かれないだろうけど、下記リンク先にあるように、途中下車は101キロメートル以上が条件のようだね。

・乗車券の有効期間│きっぷのルール:JRおでかけネット
http://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/02a.html#3

 それで話を『人形劇三国志 大百科』に戻し、前々から気になっていた本放送と再放送の違い。下記に引用するようにバッチリ載っていた。

p.100
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
再編集・短縮版
夏期前10回〔月~金〕1984年8月6日~8月17日
夏期後10回〔月~金〕1984年12月17日~12月28日
        全20回  午後6:00~6:30放送
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

p.100
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
再々編集・短縮版(ビデオ版)
  1985年4月8日~1986年2月17日 全26回
  毎週月曜 午後5:30~6:00放送
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 なんと本放送終了直後、2回もあったなんて。あと劇団影法師上演の『大型人形劇三国志総集編』についてもその初演の情報があった。なるほどそういう経緯があったんだ。以下引用。

※関連記事 人形劇三国志総集編公演まとめ2011

p.240
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 NHK『人形劇三国志』の本放送が終了して5年後、劇団影ぼうしと中国揚州人形劇団の手によって、もう一つの人形劇三国志が誕生した。それが舞台に人形を配して行われる劇『日中大型人形劇三国志』である。
 これは、1988年の日中友好条約締結十周年を記念して、中国文化部の協力により実現した劇団影ぼうし国際交流合作記念第一弾、日中合作皮影戯「西遊記」特別公演が成功したためその第二弾として企画されたものである。初演は1990年5月22日、日本都市センターホールで行われた公開稽古と公約には伝えられているが、実際にはその一日前の5月21日、茨城県結城第一高等学校で上演されたのが最初である。そして5月23日には全国ツアーが展開され、同年10月13日からはイイノホールにて東京公演が開始された。本劇は大成功を納め、90年と91年度の二年間にわたる総打日日数は302日、総ステージ数は449回を数え、総観客動員数は357059人に昇った。そして今尚、全国各地を公演に回っている。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 それと一週間前に館員さんから伺った頭(かしら)のからくりの話もバッチリ載っていてそこにはさらに詳しく口が動くからくりが2種類あると記されていた。p.190の「頭のからくり解析」のところ。あと別のページでは頭は重要登場人物であれば歳に応じたり何種類も用意されているそうで。

※関連記事 メモ:飯田市川本喜八郎人形美術館(2016年4月2日訪問)

 気付けば、24時の閉店時刻に近づいていて、お店を後にする。すっかり飲み物を注文するタイミングを逸していてチャージ、消費税合わせて972円だった。
 23時57分に埼京線(池袋行)に乗り、池袋で山手線新宿方面行に乗換え、新宿で中央線各停に乗換え阿佐ヶ谷駅へ。おそらく24時半ぐらいで、目的地のスポーツバー「ミラニスタ」に行くも満席だったので、ACミラン×ユヴェントスのキックオフが3時45分なので3時ぐらいまで時間をつぶすことにする。

・東京のスポーツバー ミラニスタ
http://www.milanista.info/

  それでデニーズ南阿佐谷店へ。0時40分到着。ちょいと節約したいので、いつものより安い、桜と苺のミニパルフェ 498円を注文。おいしい。「メモ:大型連休での一周片道乗車券後半」を書いていた。レシートを見ると2時58分に店を出ていて、「ミラニスタ」へ。
 詳しくは数年後に書かれるであろうレポに委ねるとして、ここでは「マリブコークをユーヴェに見立て飲み干しました!」とだけ書いておこう。

<リンク予定>

 マッチが終わり、ちょうど青春18きっぷの利用期間の最終日だと思いつつ、5回目のはんこを捺してもらい、5時59分阿佐ヶ谷駅発中央線各停(東京行)にのり、6時10分新宿駅着。対面乗換えで、6時14分発山手線渋谷方面行。6時35分品川駅1番線着、12番線へ。しばらく待っていると、列車がきたので、最前部車両に入る。東海道本線(東日本)(熱海行)。基本固定式クロスシートのロングシート部分に座る。その車両のトイレに行こうとしたが川崎駅についても未だ空かない。
 7時31分、辻堂駅で4分遅れ。品川駅からずっと開かずのトイレが実はトイレの鍵の故障だった。この遅れは乗り継ぎできるか? 7時37分。平塚駅で2分に短縮。起きるモードで菓子パン2個を食べきる。居眠りしながら『研究道』を読む。8時20分、熱海駅到着。グリーン車の一つ前まで移動し乗換えに備える。
 対面乗換え。車両数の違いからダッシュ。東海道本線(東海)(沼津行)。8時41分沼津駅到着。ホームを替えての乗換えだけど、前方の階段を使えば楽々座れたし、静岡での車両切り離しにも対応できる。
 8時44分発 東海道本線(東海)(浜松行)。ロングシート。やはり居眠りしながら『研究道』を読む。自分の研究に関係するGTAのところを引用。

p.170
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 だが、当然、これは学位論文や著書などでは可能であっても、投稿論文では不可能である。では投稿論文ではどういった方法がとられるのだろうか。たとえば、短い論文において「方法」としてよく言及される、グランデッドセオリーアプローチ(GTA)がある。GTAが行っている作業を大まかに言うと、対象者を個体として含む母集団(全体)という発想で考えるのではなく、一定の期間で集めたデータの中から生まれてくるカテゴリーや仮説に対して、さらにその内容を拡充させるのに十分なだけのデータを集めるという発想である。その「拡充」の際に反証的なデータや違ったバリエーションのデータを豊富化させていくという作業を行うことになる。こうした作業を繰り返す中で、もう新しいパターンが出てこない「理論的飽和」という段階で打ち止めする。「理論的飽和」については、数学的に表現されるような一意的な基準を示し得るわけではなく、また必ずしもそこを目指す必要はないという立場もあるが、単純に言うと、反証的なデータも含めてカテゴリーを作って行く作業を意識的に組み込むことで「恣意性」という印象を小さくしようという操作だと言えよう。一般的に高く評価されている事例研究やモノグラフ研究においては、暗黙にこうした形で豊富なデータを用いて記述がなされていると思われる。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

p.171 論文でスーパーバイザーを見かけるが、あまり意識したことがなかったな。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 また文字データの解釈の「恣意性」という問題も指摘される点である。ここでいう解釈は原理的に言えば、相互作用や語りを、五感を通して獲得・記録してテキストに変換するというデータ収集の部分も含むわけであるが、狭義には、データ中の文章のまとまりに対するタグ付けや概念化などの抽象化作業を指していると言える。この段階で言う恣意性は、「他の人が見れば違った解釈ができるのではないか」という問題であるが、これに関しても原理的には元データが示されていることによる反証可能性の確保といったやり方が考えられる。たとえば、GTA(修正版GT法)をベースとした林(2010)は、生成された概念名、定義、元となる一次データがセットで記された分析シートが添付されて、そうした作業可能となっている。しかし、単体の論文においては紙幅的にそうしたことは不可能である。そうした問題に対して、たとえば、GTAでは、研究の方法の中にスーパーバイザーとの概念の検討というプロセスを必須として組み込み、その手続きを経たことを本文中に記述することで信頼性を制度的に保とうとするといったほう方がとられていると解することができる。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 10時47分、豊田町駅到着、「メモ:大型連休での一周片道乗車券後半」を仕上げる。10時53分浜松駅到着。対面乗換えで11時3分発 東海道本線(東海)(豊橋行)。ロングシート。これから先の計画を眺めていると、大垣駅での26分の待ち時間は面倒だな、と思ってて、その調整をするために豊橋駅のスターバックスに寄ろうかと思い立つ。さらに折角の青春18きっぷ最終日なんでもっと列車に乗れないかと考えていた。今季、結局、1枚しか使ってないし。
 11時37分、豊橋駅到着。計画変更のために電光掲示板を見ると、12時3分発の快速があったんで、変更し、STARBUCKS 豊橋ココラフロント店へ行く。一週間目に行った店。すぐ電源を確保し、ドリップコーヒー ショートサイズにホイップクリームを追加しマグカップで。356円。レシートでは11:44:37。twitter DMでその思い付きを提案。
 12時3分豊橋駅発、東海道本線(東海)快速(大垣行)、転換式クロスシート右の通路側に座れる。12時56分、名古屋駅の一つ前、臨時停車の尾頭橋駅。なにかあるの? 13時31分大垣駅着。ホーム替えての1番線→2番線。2番線に列車がきてなくて、先頭に並び、右の窓際席を確保。13時42分発、東海道本線(東海)(米原行)。14時17分、米原駅に到着。15時13分発 琵琶湖線新快速(姫路行)、15時13分、京都駅到着。
 市バスに乗って16時前に帰宅してメールチェック。提案に応じてくださったので、再び市バスに乗ってJRへ。一応、個人情報が含むので、伏せるけど、関西の某駅へ移動。18時半ぐらいに到着。何の思い付きかというと、三国初心者ののぶさんに三国マンガを貸すというもの。青木朋『三国志ジョーカー』全5巻、石森プロ『諸葛孔明』、菅大作『三国志』スクラップ、片山まさゆき『大トロ倶楽部』三国回スクラップ、『世界古典文学全集24 三国志 II』(つまり『三国志』訳本で魏書の終わりと蜀書収録)を渡す。

※関連記事
 三国志ジョーカー 第5巻(2012年12月14日)
 「三国志演義」を翻案した少年マンガの1980年代までの変遷(2014年6月28日)
 三国志(1953年6月30日)
 大トロ倶楽部(1987年4月17日-1990年7月20日)
 2005年『世界古典文学全集24 三国志』(筑摩書房)再版

  ネタだったらそのまま帰るのもありなんだけど(笑)、やはり食事でもってことで、鉄ちゃんには有名なそば屋だそうな。朝、菓子パン2つ依頼、食べてなかったので、ありがたい。広くはない店内で地元民の溜まり場になっていた。
 積もる三国話があったので、近くのSTARBUCKSへ移動。清岡はショート OneMoreCoffee 100円 ホイップクリーム 50円の162円、19:16:51。のぶさんはスタバにあまり行かないみたいで、清岡に任される。好みも伺わず思わずいつもの「トールサイズ ホワイトモカ ホットで ホイップクリープ多目のキャラメルソースをかけて、マグカップで」を注文。後でのぶさんから「呪文」と称された(笑)
 のぶさんはおじさんがたくさん出てくるアニメ『三国志』で三国作品に初遭遇したのだけど(おそらくシナノ企画の)、親に見るのを止められていて、最近、KOBE三国志ガーデンが閉館告知がありその前に見ておこうとしたため、興味を抱くようになったそうな。初めから孔明好きだそうで。それで最近、諸葛亮の登場する箇所を集中的に読んだのが、陳舜臣/監訳『画本 三国志』全12巻(中央公論社1982年8月-1983年6月、つまり『三国演義連環画』上海人民美術出版社1956年-1964年の訳本)とのことで、その感想等を伺っていた。やはり普通の三国志ファンから話を伺うのと違ってかなり新鮮で興味深いね。

※関連記事
 三国志 第1部第2部第3部(2014年1月4日)
 KOBE三国志ガーデン閉館(2016年5月14日)
 三国演義連環画と横山三国志

 清岡からは一週間前に行った飯田市川本喜八郎人形美術館、昨日の歴史酒場銅雀台について話したっけ。

 そんなこんなで話しこんでいたら、すっかり予定していた列車に乗り遅れ、一本、遅い列車に乗り込む。前述のようにベッドの上で眠ってないし、列車の中でも短時間しかねむってないもんだからしっかり睡眠をとろうとしたのが運の尽き。関西の新快速は在来線の自由席では一番寝心地が良い。
 つまりは寝過ごして意識のない間に降りようとしていたっ京都駅を過ぎ、気付いたら滋賀県の南草津駅に到着するところで、慌てて飛び降りて、階段を駆け上がり、逆方向の列車情報を見るともう終電が過ぎた後だった。0時48分。
 南草津駅は立命館大学びわこ草津キャンパスのお膝元でいろんなお店があるもんだから、どこかマンガ喫茶かファミレスで一晩過ごすことももちろん考えたが、なぜか歩いて戻ろうと思い立つ。ちなみに大学あるあるで駅から離れた丘の上にある。そのため近江鉄道バスの主幹をなす収入源となっている。まぁ、南接する滋賀医科大学も龍谷大学瀬田キャンパスも丘の上だけど。

・近江鉄道バス・湖国バス |近江鉄道バス・湖国バス
http://www.ohmitetudo.co.jp/bus/

・びわこ・くさつキャンパス|アクセス|立命館大学
http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/bkc/

 というようなことが頭の中で浮かんでは消え浮かんでは消えとなりつつ黙々と歩いていた。京都へは国道1号線沿いに歩けば良いというこれ以上の無いわかりやすさだった。
 だんだんと坂道になってきて、逢坂に入る。そこには俵と車のオブジェがあったのだけど、それはTV番組『YOUは何しに日本へ?』3月14日放送分の「東海道五十三次 浮世絵めくり旅②大津宿を目指す」で出てきたものだ。

・Youは何しに日本へ?:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/youhananishini/

※新規関連記事 メモ:超三国志 徹底解明!英雄たちの真実(NHK BSプレミアム2019年8月3日)

 逢坂を通り過ぎると車優先の地帯で、歩行者は地下道を歩かされたりしていた。1号線沿いで行こうと思ったが、より歩きやすい道を歩いていたら、どうやらそこは旧三条通でそれをたどると、3時20分ぐらいに山科に到着。そこから京都方面に歩くと、そこは三条通で着実に京都に帰れると思っていた。山科からだとやや坂道になっていて、それで思い出したが、今は地下を走っている京津線だけど、昔は市電だったので、まさにこの坂道をはしっていたのだな、と。
 登りで御陵駅を通り、やがて降りになる。寒気が近づいているとかで北風がきつい。ある程度降りを歩くと、蹴上駅に到達する。そうするとそのまま三条通に行く左の道と、岡崎に通じる右の道があって、右を選ぶ。そうするとTV番組『ブラタモリ』で出てきた疎水を利用した鉄道船を見かけつつ。

・ブラタモリ - NHK
http://www.nhk.or.jp/buratamori/

 それで家に帰ったのが5時半。途中で市バスに乗れなかった中途半端な時間だった。

※次の記事 8/6北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2016年8月6日)

※追記 歴史酒場 銅雀台 閉店(-2016年5月15日)

※追記 0泊4日の旅(2016年4月21日-24日)

※追記 メモ:三国志・君主と軍師・謀臣たち(川本喜八郎人形ギャラリー 2016年7月30日)

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