同志社大学の入試で邪馬台国関連2015

※前の記事 大学入試センター試験で三国志関連2015

上記記事の続き。まず同志社大学から。

・大学入試2015 : 大学入試 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/nyushi/
※残念ながら2015年の分はRobot.txtでアーカイブが弾かれている。

今回は一件のみ。

・同志社大学
http://www.doshisha.ac.jp/

※関連記事 同志社大学の入試で三国志関連2014

「政策学部・文化情報学部・生命医科学部・スポーツ健康科学部(2月7日実施)」の日本史。〔I〕の(2)の長文で邪馬台国関連。
まずそれを下記に引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(2) 弥生時代になると、中国で編纂された史書からも倭の対外交渉が知られるようになる。『漢書』地理志、『後漢書』東夷伝には紀元前後に倭の入貢記事があり、さらに3世紀に編纂された『三国志』魏書東夷伝(『魏志』倭人伝)には卑弥呼の使節が朝鮮半島西岸にあった( ウ )を経て魏の都の洛陽におもむいたことが記されている。『魏志』倭人伝には、( ウ )から水行七千余里にして半島の東南端に位置した( エ )に至り、そこから海を渡って倭に至る経路が記されている。( エ )の地域では、北部九州と共通する土器、銅戈、銅鉾が出土することから倭と密接な関係があったことが考古資料からも裏付けられる。洛東江の下流域には、小国の連合国が形成され、のちに伽耶あるいは加羅と称され、倭との関係がとりわけ深い地域となる。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※「『後漢書』東夷伝」に下線が引かれ、(a)の標識がある。

設問Aは下線についてのそれぞれの問題で(a)は三国に関係ないが、折角だから問題を引用するに「a. この書には倭の奴国の支社が後漢の天子(皇帝)から印綬を授かったことがしるされているが、その天子の名を記せ。」、さぁ、誰だろう?(棒)

設問Bで空欄を埋める問題で、四択だ。そんなのいちいち覚えてないので『三国志』巻三十魏書東夷伝を見て引くに( ウ )に「3. 帯方郡」、( エ )に「4. 狗邪韓国」が入る。

※次の記事 関西学院大学の入試で倭国関連2015

※追記 同志社大学の入試で三国関連2016
http://cte.main.jp/newsch/article.php/3798