たまたま見掛けたんで記事に。
・宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
http://tkj.jp/
・別冊宝島2400 三国志 英雄たちの名場面│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
http://tkj.jp/book/?cd=20240001
上記出版社サイトの上記書籍ページにあるように、2015年10月14日にムックの藤井勝彦/監修『三国志 英雄たちの名場面 最高のシーン、名勝負、最強の武将を大検証』(別冊宝島2400、宝島社、ISBN978-4-8002-4715-5)が980円で発売するという。表紙の横山光輝『三国志』の張飛と馬超の一騎打ちの絵が印象的。
※同社関連記事
一気読み! 三国志のすべて(2015年7月2日)
三国志「最強武将」ベストランキング100(2013年5月18日)
※監修者関連記事
写真で見る三国志 英雄たちの足跡(2012年6月20日)
三国志合戦事典(2010年12月22日)
前述のムックページから下記へ内容紹介を引用する。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
綴じ込み付録 群雄勢力変遷マップ
三国志がますます好きになる!
桃園の誓い、三顧の礼、泣いて馬謖を斬る ほか
記憶に残る名場面50選
官渡の戦い、赤壁の戦い ほか
火花散る名勝負20選
◆一騎打ち名勝負全検証
◆軍師たちの通知表
◆「正史」と「演義」徹底比較
◆正史『三国志』名将列伝 ほか
さまざまな角度から『三国志』の面白いところをぎゅっと集めた、最強の三国志解説ムックが完成しました。「記憶に残る名場面50選」「火花散る名勝負20選」といった特集を中心に、正史の『三国志』を読み込まないと知ることのできない武将のエピソードを盛り込んだ「名将列伝」や、『三国志演義』における一騎打ちをまとめた最強武将検証、実際に残る史跡を巡る「『三国志』写真紀行」など、マニアックな内容も目白押しです。表紙は不動の人気を誇る横山光輝氏のイラスト。そのほかにも、現地の写真、歌川国芳の浮世絵、コーエーの武将画像などを使用し、ビジュアル要素も超豪華です。綴じ込み付録で「群雄勢力変遷マップ」も付いています。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
脊髄反射的に「『三国志』(※ここでいう「正史」のこと)だけ読み込まずに同時代を対象とした史書を幅広く読もうよ」とツッコミを入れてしまう。あるいは「正史」という言葉が依然、セールスポイントとして機能する証左なんだろうか。下記関連記事でも触れたようにこれにより三国志ファンにおいて「歴史」とか「史書」とかの言葉が機能不全に陥っている状況(さらに言えば『三国志』という言葉もか)は80年代から続いている根深いもので、ここらへんは読者となる三国志ファンのリテラシーが上がることを待つしかないかもね(「正史」をセールスポイントにするメディアは眉唾で見るとかね)
※関連記事<
横山光輝三国志おもしろゼミナール(1984年7月)
話を戻し、前述のムックページの「中身を見る」ボタンを押すと、巻末が見れて、それによると先にリンクした記事にあるムック『一気読み! 三国志のすべて』と同じく上永さんも執筆に参加されている。
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三国志 合戦読本(2017年2月13日)
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