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レポート:関プチ5 全国ツアー:6/22特別講座「新発見!三国志と日本」勝手に予習(2014年6月22日)


  • 2014年7月14日(月) 00:54 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,930
ネット ※前の記事 鳳雛찜닭 大久保店(東京都新宿区)

 上記の前の記事にあるように、USHISUKEさん、にゃもさん、清岡は2014年6月22日日曜日13時頃、東京都新宿区の鳳雛찜닭 大久保店に着き、昼食を摂りながら会談していた。
 下記関連記事にあるように、一応、特別講座「新発見!三国志と日本」に合わせたプチオフ会なんだけど、その特別講座が中止になり二転三転あって、この店に集っている。まぁ、一応、「関プチ5 全国ツアー:6/22特別講座「新発見!三国志と日本」勝手に予習」かな、タイトルと合わないが。

・関プチ5 全国ツアー(2014年の三国志プチオフ会)
http://cte.main.jp/kanpetit/

※関連記事 関プチ5 全国ツアー:6/22特別講座「新発見!三国志と日本」勝手に予習(2014年6月22日)

 話をその店に集まる前に戻し、下記のリンク先のように教団さんがまとめてくださったTwitterのまとめにあるように、その渦中の一人である、にゃもさんに清岡から話を振って感想を聞きだしていた。

・三国文化のバトンを持たずに疾走した有能なランナー宮城谷氏について - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/679947

※リンク追記
・宮城谷昌光『三国志読本』への批判 「新しい三国志」について - 三国与太噺
http://d.hatena.ne.jp/AkaNisin/20140617/1403014304
※オフ会当日前後もここのコメント覧で続いていたか。

※追記 宮城谷昌光/著『三国志』文庫第十二巻(2015年4月10日)

 USHISUKEさんはちゃんとは読んでいらっしゃらないので、まず概要を説明しつつ、話を展開させていた。清岡も一番伝えたいことが伝わらなかったと感想を述べつつ、やはりああいう場だと伝わりにくいし誤解も生じるね、と話していた。あとひろおさんのツイートが面白すぎて、自分の作業そっちのけで読んでいたと清岡。
 その流れで、知らない世代のにゃもさんへ、USHISUKEさんに話を振りつつ、ライターの大澤さんとマンガ家の末弘先生について説明していた。やはりUSHISUKEさんにとっては末弘先生の投稿作品が三国志好きになったきっかけのひとつだそうで。

・特集-三国志の宴2006/6/4:三国志ショップ「赤兎馬」
http://www.plastic-rouge.com/souten/saito/ibe/loft_1_2006r.htm

※関連記事
 2006年6月4日 赤兎馬Presents「三国志の宴(仮)」開催
 『うまなみ三国志』掲載(2008年7月31日)
 漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん 5巻(2013年12月20日)
 赤兎馬Presents「三国志の宴2」第3部

 そして前の記事のとおり、鳳雛찜닭 大久保店で下記のような席順で座る。

東側
  にゃもさん USHISUKEさん

     テ ー ブ ル   窓

   荷物    清岡

 料理を注文する際に、清岡からは本場、四川の火鍋の素は唐辛子のカケラがそのまま入っていて鍋にするとぷかぷか大量に浮かんでいる程なんで、手元に中華スープを置いて浸け麺みたく食べてた、って話をしたっけ。
 あとUSHISUKEさんに乾杯の音頭を振ったら、そのまま普通に「乾杯!」って返された(笑) それから、にゃもさんから今回のプチオフ会を開いてくれたことについて感謝のお言葉を下さって、USHISUKEさんとのデート状態が回避できてむしろこっちの方が有り難いと申し上げていた。それと清岡が参加表明を受けたのはいつものスポーツバーにて前日23時ごろのツイッターのDMだったと告げる。
 それと今年の三国志学会大会の話題が出ていたかな。もちろん企画段階の話でオフレコなんだけど。

※関連記事 三国志学会 第九回大会(2014年9月6日13日土曜日)

 今回はどんな研究報告があるかって話で、私が2012年9月8日開催の「三国志学会 第七回大会」にて陳曦子さんを招いた時の話をしていた。

※関連記事
 議事録:三国創作における視覚的研究材についての情報交換会(仮題)(2012年7月5日)
 三国志学会 第七回大会(2012年9月8日土曜日)

 そういった人との交流の話で、USHISUKEさんに話を振る。そうすると最近、面白い人脈ができてきたと話。そこから三国志フェスの出演者の話に発展する。三人とも三国志フェス実行委員会だもんだから、遠慮なしに過去の裏話(企画がポシャった話やブースの話)を話していた。

※関連記事 メモ1:三国志フェス2013(2013年9月28日)

 ついでにツイッターで流れていたあの企画はどうなったんだろう?話。もし実現していたら参加者の半分にとって地雷だったろうに。企画話の流れで、過去にあった漢文お勉強系のイベントも話に出ていた。

※関連記事
 第7回三国志de night-新年祭-(2011年1月29日)
 mixiコミュ「総合三国志同盟」の勉強会

 そこで清岡が急に思い出したようにUSHISUKEさんへ尋ねたのが、「三国志カフェ」について。にゃもさんがご存じないので、その説明も含めた話になっていた。

※関連記事 三国志カフェ(2014年5月31日)

 「三国志カフェ」といっても店の名前と言うよりイベント名と行った方が近いそうだ。不定期イベント。人がまだ集まっておらずUSHISUKEさんが参加したときは8名ぐらいだそうで、結構、初参加の方もいらっしゃったようで。そこでの人との繋がりを築いた話をされていた。あとそこで話をされていた鴇田さんが作った上海のカフェ「三国宴義」の後日談(もう三国とは無関係なカフェになったそうで)。「三国志カフェ」の次回開催は未定のようだね。

※関連記事 三国志ファンの集い(2013年1月26日)

 それとにゃもさん周辺の学界の話。清岡からは昔、日本語以外の言語が入れば国際シンポジウムだって話をきいたことを申し上げた。国際シンポジウムというと共通言語が英語だってイメージがあったが、東洋史ではやはり中国語の場合が多いな、と。

※関連記事 2006年9月17日「長沙呉簡の世界-三国志を超えて-」ノート

 それからもう一つUSHISUKEさんに伺いたかった、NPO三国志フォーラムの沿革に載っている、スペシャルゲストとして呼ばれた「三国殺プレイパーティ」について尋ねる。特にスペシャルゲストとしての役割はなかったそうで。ほぼ非公開だそうなのでここでは詳しくは書かないが。

・NPO 三国志フォーラム ~沿革~
http://www.sangokushi-forum.com/history.html

 にゃもさんによると、その『三国殺』は今、英傑群像さんでも売り切れになっているそうな。

・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ)
http://www.chugen.net/
英傑群像

 清岡からは『三国殺』の解りやすい説明として、『人狼』ゲームの三国志版と聴いたと申し上げる。その割にはカードとか多いとにゃもさん。

・人狼~嘘つきは誰だ?~ - フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/jinroh/

 イベント繋がりで2014年6月28日開催の「雑誌「和華」第二回交流会」の話も出る。

※関連記事 雑誌「和華」第二回交流会(2014年6月28日)

 その後、学術の話に戻る。先生の研究分野の近況やこれまでの流れね。

※関連記事 魏晋南北朝期における貴族制の形成と三教・文学(2011年9月)

 その話の流れから大分、経って、清岡から黄巾賊が旗に訛言「蒼天已死黄天(夫)當立」と書いた描写は吉川英治『三国志』(小説)からかも?という話題を出していた。絵では横山光輝『三国志』(マンガ)以前は見られず、文では吉川『三国志』が始めたのかな、と。

・Twitter / sangokushiforum: 黄巾賊の旗に「蒼天已死…」と書かれるのは横山光輝『三国志』が ...
http://twitter.com/sangokushiforum/status/476487639458017280

・Twitter / sangokushiforum: 詳細に調べて下さってありがとうございます!吉川英治『三国志』 ...
http://twitter.com/sangokushiforum/status/476689659439755265

・「黄天」?「黄夫」?? (※「三国志ファンのためのサポート掲示板内」ツリー)
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=2207

 そこからしばしにゃも先生から吉川『三国志』のお話を伺う。そして当然、同じく吉川『三国志』由来の劉備の先祖伝来の剣の話。にゃもさん曰く、それで劉備の二刀流(「双股剣」)のイメージが掻き消されたのかな、と。『真・三國無双』も途中(5?)から二刀流になったぐらいで。
 この時、清岡は自分の研究報告にそなえ、にゃもさんに、いろんなエピソードの吉川『三国志』の単行本のページ数を後で教えて貰う約束をして、後日、教えて下さったのだけど、結局、研究報告では(準備時間がタイトで)それらのページ数は使わなかった。

※関連記事 「三国志演義」を翻案した少年マンガの1980年代までの変遷(2014年6月28日)

 あとにゃもさんが感心されていたのは「美周郎」も吉川『三国志』由来だとのことで。

・Twitter / sangokushiforum: @AkaNisin あと「美周郎」も吉川英治『三国志』の独創 ...
http://twitter.com/sangokushiforum/status/456557118623973377

※新規関連記事 美周郎がはなれない(Matogrosso 2021年8月5日-)

 USHISUKEさんの質問から、にゃもさん曰く、意外に吉川『三国志』由来と知られずに浸透していることが多い、と。下記のツイートにもあるように、「劉備の母親、曹操軍の赤備え、典韋の立ち往生、姜維のあだ名「麒麟児」、孫夫人のあだ名「弓腰姫」などなど」

・Twitter / AkaNisin: 劉備の母親、曹操軍の赤備え、典韋の立ち往生、姜維のあだ名「麒 ...
http://twitter.com/AkaNisin/status/455239814615285760

 それで思い出したように、清岡はにゃもさんに横山光輝『三国志』を読んだのか、尋ねる。下記関連記事にあるように、2012年の段階ではまったく読んでいなかったので…あれ、それは別の人だったかな?(笑) 曰く、未読だそうな。

※関連記事 三国志学会(西)勝手にスピンオフ図書館見学ツアー(2012年9月9日)

 それと元々ある「周郎」の頭に「美」と付けるだけで、それっぽくなるだなんて、と清岡とにゃもさんは感心していた。それと関羽の描写とか。

 さらに思い出した清岡。にゃもさんに上田望先生の第2回三国志シンポジウムでのご講演のレジュメを持ってきていること。金沢大学の論文では明治時代に入る前までしか書かれていないが、そのレジュメは明治大正時代での三度の『三国志演義』ブームについても書かれている。それと大東文化大学中国学科が記念に作った冊子もあるのだけど、今、清岡の手元にないことも告げた。

※関連記事
 2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感2
 メモ:KURA(金沢大学学術情報リポジトリ)

 イベントの話に戻って、そういえば、ねこまんまさんが「ゆる募」している2014年7月20日の関帝誕に合わせたオフ会について。

・Twitter / nekonomanma3: 【ゆる募】7月20日、横浜中華街で関帝誕! 三国志ファン同士 ...
http://twitter.com/nekonomanma3/status/479551898991591424

・ねこまんまさんのとこ
http://nekonomesi.blog.fc2.com/

・緩募/ ゆる募/ 同人用語の基礎知識
http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_yurubo.htm

※関連記事 2014年の関帝誕は7月20日

 清岡はそのオフ会にすごく興味はあるけど、「三国志ファン、コア層こわそう」や「異邦人」での議論じゃないけど、未知のファン層との交流も求める清岡が参加すると、(勝手に推測するに)「三国のいろんなところが好き」という共感で繋がってまとまっている場を乱しかねないので躊躇している旨を告げていた(「ゆる募」とあるのはそういった方(=清岡)への予防線なんじゃないかと勝手に思って結局、参加表明しなかったのだが)。

※関連記事
 三国志ファン、コア層こわそう
 2006年3月11日 プチオフ会 新宿編

 というような話をしていて、ふと、お二方は、ねこまんまさんのことをご存じかどうか気になって話を振るに、にゃもさんは「Mini三国志フェス in レキシズルスペース」などで何度か会っているはずだ、とのこと、USHISUKEさんは、かわかずお『キャバクラ三国志』の紹介が印象に残っているとおっしゃっていた。

※関連記事 ノート:Mini三国志フェス in レキシズルスペース(2012年10月13日)

・【横山三国志関連】キャバクラ三国志|ねこまんまさんのとこ
http://nekonomesi.blog.fc2.com/blog-entry-107.html

 関帝誕の日も期間中である「戦国・三国展2014」の説明もしていた。

※関連記事 戦国・三国展2014(東京2014年7月15日-27日)

 先の「場を乱しかねない」の説明で、「例えばこの場だったら、新しいファン層の方が居るのを好む、例えば「三パズ」(『三国志パズル大戦』)のユーザーが来て下さると嬉しいですし」なんて清岡がいっていたら、にゃもさんが「三パズ」というワードに飛び付いて曰く「「三パズ」でまた(三国志)ファン増えたんですかね?」とおっしゃる。

※関連記事 三国志パズル大戦(2013年8月26日)

 にゃもさんによるとツイッターでその情報が回ってくるそうで。ここできょとんとしているUSHISUKEさんに上記関連記事に沿って、『三国志パズル大戦』の説明をしていた。最近ではマイナーな要素をどんどん取り入れていってリリース当初と違ってポジティブな評価が多い。その説明に被せるように、にゃもさん曰く「今、最先端の「三国志」と思っている」と言い切っていた(笑) にゃもさんはそろそろプレイしてみようと思っているそうな。その一例としてにゃもさんが挙げていたのが、『三国志演義』李卓吾本にある、諸葛亮が魏延を焼き殺そうとするネタも織り込んでいたと教団さんから聞いたそうで。
 そういったファン同士のつながりでふと思い出したのが、清岡とにゃもさんとの出会い。下記関連記事の追記部分にあるように、清岡が三国志ニュースの記事にてにゃもさんのブログでの誤りを一例として挙げていて、さらににゃもさんの方でも訂正の追記をしたというもの。結構、棘のある出会いの仕方。

※関連記事 三国志学会 公開講演会(2009年9月6日)
 ※この記事を探すために苦労して「三国志ニュース」内で検索していたが、見つからず、思い切ってGoogleで「site:cte.main.jp レッドクリフ 渡邉義浩 日本語 監修」という検索語句を使いましたとさ。

 もちろんにゃもさんはそんなことをすっかりお忘れになっていて、清岡も忘れていたのだけど、ふとしたことで上記の記事を見て思い出したという話。その説明するとにゃもさんも思い出したように誰かからリンクされてビックリしたと当時のことを振り返っていた。
 もう、にゃもさんの古いブログはないかと思っていたら、今、見たらしっかり残っているね。
 あとそういった棘のある出会いのもう一例として、清岡とKJさん。こちらはさっきのと違って、KJさん自身はそんなことがあったとは気付いていないかもしれず、おそらく一方的なもの。そして清岡は未だ確認していない。何かというとKJさんのサイトのコンテンツ(おそらくもうない)を見て清岡が一方的に騒いでたって話だ。

・『典型的な賄賂官僚』って(汗) (※2003年4月7日の個人サイトの更新履歴)
http://cte.main.jp/sunshi/rireki/0304.html#07

 その前に、にゃもさんにKJさんが誰かって説明していたが。

※関連記事 サイト「真・無双検索」の開設日っていつ?

 そんな棘のある出会いをしていても、不思議なことに二例とも今は仲良しっていう話をしていた。そこから三国志シンポジウムの話、そして三国志学会の役員の話、USHISUKEさん曰く、あそこに名前があると一目置いてくれるので交渉ごとにかなり役立っている、と。

※関連記事 2005年7月31日「三国志シンポジウム」雑感1

・三国志学会役員
http://sangokushi.gakkaisv.org/yakuin.html

 そこから「9/14京都 大興寺関帝像拝観|関プチ5 全国ツアー」の関帝像話。ざっくばらんな話だったので割愛(笑) 詳しくは当日に参加者へ(多分)。

・9/14京都 大興寺関帝像拝観|関プチ5 全国ツアー
http://cte.main.jp/kanpetit/20140914/kprof.cgi

 なぜか「三国文化のバトンを持たずに疾走した有能なランナー宮城谷氏について」の話がぶり返していた。ヒートアップしていた方々が結構、意外な方も含まれていたと。
 再び関帝像の話。そこからまた横浜中華街の関帝誕の話。その流れで「兀突骨」の話。企画の目玉があると人が集まりやすいな、と。ここでぽろっと「9/14京都 大興寺関帝像拝観|関プチ5 全国ツアー」についてにゃもさんに隠そうとしていたことをぽろっと漏らしてしまう。まぁ、これも詳しくは当日に参加者へ(覚えていたら多分)。

※関連記事 関プチ5 全国ツアー:7/26北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2014年7月26日)

 そんな「関プチ5 全国ツアー」の話から、あんちょさんの話になって、そういや、下記関連記事にあるオフ会の時に、呼び付けようとしていた方々の中に、にゃもさんも入っていたんだ。あんちょさんが一回飲みに行きたい方々の一人。

※関連記事 プレ1 関プチ5 全国ツアー(2014年4月26日)

 「「三国志フェス」をやめて今度は「水滸伝フェス」です!」という冗談から、清岡はそういえば、本宮ひろ志『天地を喰らう』では魔王の体が108に分かれて、袁紹やら董卓やら曹操やらに入り込むという、まんま『水滸伝』の冒頭だという話をしていた。
 にゃもさんからは(『水滸伝』に比べ)なぜ『三国志演義』が人気があるか、って話を振る。この時点では知る由もないのだけど、この6日後の日本マンガ学会大会での清岡の研究報告での質疑応答でまったく同じのが来ていた。
 この時、清岡はにゃもさんの質問に答えるでなく、外部からだとその人気が見えにくいという話をしていて、日本マンガ学会大会でも如何に自分の研究についてオーディエンスに興味を持って貰うのかが難しいと続けた。さらに南田勝也・辻泉/編著『文化社会学の視座 ─のめりこむメディア文化とそこにある日常の文化─』(ミネルヴァ書房2008年5月30日)pp.39-62収録の南田勝也「第2章 表現文化への視座 ─文化作品は人に何を与え、人と人とをどうつなぐのか─」の下記引用部分を思い出しながら、ジャンルの外部の人に興味を持って貰うことが難しく、それが心配だなと語っていたか。

・文化社会学の視座 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
http://www.minervashobo.co.jp/book/b49667.html

p.49
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「人─作品─人」関係が結ぶネットワークは、「人」に注目したときには「趣味集団」として、「作品」に注目したときには「ジャンル」として認識されるのだが、そうした閉じた集団に対して、趣味を持つ人/知識のある人と、そうでない人との剥離は存外に激しい。端的にいって、作品が繋ぐジャンルを知らない人にとって、それは了解の困難なものとなる。
 たとえば大学教育の現場を想定してみたい。メディア・コースなどの演習やゼミにおいて、学生が自身でテーマを選び発表する場合、ポップカルチャーやサブカルチャーがテーマの週は、往々にして、盛りあがりに欠けることがある。そのテーマを選んだ学生は、熱意を持って発表準備に取り込むのだが、そうやって一生懸命に取り組めば、取り組むほど、周囲には“つっこめない”雰囲気が醸成され、質疑応答の時間に沈黙が生じてしまう。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※「一生懸命」、正しくは「一所懸命」ね。使える武士用語。

 気付けば14時30分ぐらいで、そろそろ店を出て、次の目的地を目指そうって話になっていた。会計を済まして、大久保通りに出た。

 大久保通りを西に進む間、清岡はにゃもさんに桃園結義前に張飛と関羽が喧嘩する説話が結構、いろんな作品に伝搬しているんだけど、三国マンガでは説話に関係なく桃園結義前に喧嘩するエピソードが結構あるって話をしていたっけ。にゃもさんからは箱崎先生の話を伺っていた(そういや上田望先生の明治時代についての論考が箱崎先生へ伝搬されているかどうかってことの答え合わせは後日、聞いてなかったな)。

※関連記事
 人形劇「三国志 桃園の誓い」(NHKアーカイブス)
 三國志物語(1940)、少年三国志(1955)、羽石光志/絵

 あと「カポエラみたいな動きをしている人」を見かけたか何かでなぜかカポエラの話。三国の話に戻って、にゃもさんによると、和丸さんのイベントで「デジタルアニメーション 三国志」が上映されていたそうな。どのイベントだろ?

※関連記事
 デジタルアニメーション 三国志(2013年9月22日)
 第4回三国志感謝祭(2013年12月7日土曜日)

※次の記事 東京媽祖廟 関帝像

※追記 三国志(京都府宇治市)

※追記 想望三國志(2014年4月23日-9月24日)

※追記 レポ2:九州三国志忘年会(2013年12月29日)

※追記 関プチ5 全国ツアー:9/14京都 大興寺関帝像拝観(2014年9月14日)

※追記 十大三国志ニュース2014

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