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三国志外伝(2014年5月16日)


  • 2014年4月30日(水) 23:50 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,605
小説 ※前巻記事 宮城谷昌光/著『三国志』文庫第十巻(2014年4月10日)

上記の関連記事を書く際に知ったこと。宮城谷昌光/著『三国志』(※不遜にも歴史書と同名だがあくまでも自作の小説のこと)関連の本だ。

・文藝春秋ホームページ
http://www.bunshun.co.jp/

上記サイト内にある下記ページによると、2014年5月16日に宮城谷昌光/著『三国志外伝』(小説、ISBN978-4-16-390057-5)が1650円(税別)で発売するという。

・『三国志外伝』宮城谷昌光 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163900575

上記ページから作品紹介文を下記に引用する。とりあえず「太史滋」→「太史慈」だと思うが。それにしてもその自作小説のタイトルの「外伝」で、『三国志』を撰した陳寿を自作小説に登場させる神経がわからない。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
正史「三国志」を書いた男の父は、魏軍に大敗した蜀の馬謖の参軍を務め、諸葛亮(孔明)に罰せられた罪人だった。「父が諸葛亮を怨むことがなかったのはなぜか――」この思いが男を歴史に向かわせ、後に彼に「三国志」を書かせることになる(「陳寿」)。
高い芸術的感性を持ち、琴の名手でもあったその女性は、董卓に仕えていた父親の刑死により運命が暗転、匈奴の妾として人生を過ごすことに……。数奇な運命をたどり、後に曹操を驚かせた彼女の能力とは?(「蔡琰」)。
王粲、韓遂、許靕、公孫度、呉祏、蔡琰、鄭玄、太史滋、趙岐、陳寿、楊彪、劉繇、
後漢末期から晋の時代に生きた、「三国志」の世界に独自の色彩を与える異色の十二人、その評伝を収録。

勇気とか不屈とかいう精神は、政治や軍事の表舞台に立つ者だけが発揮する者ではない (本文より)。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※同日発売関連書籍記事 三国志読本(2014年5月16日)

※新規関連記事 宮城谷昌光/著『三国志外伝』文庫(2016年10月7日)

※新規関連記事 三国志名臣列伝 後漢篇(オール讀物2015年12月22日-)

※新規関連記事 メモ1:清と濁の間――銘文と考古資料が語る曹操とその一族(2024年3月11日)

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