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清岡的見解:ねこまんまさんについて http://tinyurl.com/nekonomanma3
よくわかるねこまんまさんの問題行動 pdf
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メモ:三国志フェス2011 昼まで(2011年9月10日)


  • 2013年8月28日(水) 00:03 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,565
ショー 三国志フェス2013

※関連記事 三国志フェス2013(横浜2013年9月28日)

 引き続き、2013年9月28日開催「三国志フェス2013」のPRのための、「三国志フェス2011」のメモの続き。


※前の記事 メモ:三国志フェス2011が始まるまで(2011年9月9日)

 2011年9月10日10時半、三口宗さんが「ただいまより開場いたします!」と大声でアナウンスがあって、南の入口の扉が開き、どんどん来客が出展ブースのスペース方へ流れていく。幸い、というかそういう状況を想定してコレクション展の開始は11時からだ。依然、草林舎さんも(スタッフも)準備をしておられる。その少し前に手の空いたイベント担当のスタッフの方一人が応援に来て下さったのだが、来客の流れを横目に焦りつつも、前述の通りキャプションについて軽いパニック状態だったので、しばし自分を落ち着かせる意味でもその方と相談し(「いい具合にテンパってきた」とか呟いて、案外、その状況を清岡は楽しんでいたが)、結局、キャプションを半分ずつ手分けして探すことになる。結局、最後までこの方のお名前を聞けず終いだったが(あるいは聞いたけどテンパってたので余裕で失念したか。今、手元の資料を見返すと鈴木さんかな?)、真っ先にお礼を言いたい方だ。
 10:40ごろ、そういう状況で、タイミングが良いのか悪いのか、ふと西方向を見ると、来客の群衆の流れの中で一人立ち止まってこちらを見ている方が居て、それが青木朋さんだとすぐに判って近付き挨拶をする。会うのは2007年5月27日開催「三国志の宴2」(下記リンク先参照)で一般来場でお会いして以来かな?

※関連記事 2007年5月27日 赤兎馬Presents「三国志の宴2」第1部

 ちなみに今回も下記リンク先にあるように、清岡は「司馬懿くんのコスプレ」と称してスーツ姿で来ようと一瞬、画策したものの、この節電のご時世で、そんな暑苦しい格好は不謹慎とのことで涼しいカジュアルな服装で居た(何年か経つと意味が判らなくなるかも知れないんで一応、書くと、2011年3月11日、三陸沖東北大地震(のちに東日本大震災と呼称)→福島県の浜通りの原子力発電所事故→それに伴う電力不足による節電機運→当然、冷房を28℃設定にという意識、という流れ)。

※関連記事 2006年3月11日 プチオフ会 神田編

 こっちも手一杯なので、青木さんにまずコレクション展の現状を説明しつつ談笑してしばらくして別れる。あとコレクション展は11時開始であるが特に囲いがあるわけではないので、小松さんを呼んでコレクション展の場所(特に南側のパネル群と中央の机の間が広く通路になりやすい)に客が入らないよう、人員整理してもらうようにお願いする。その後、応援に来て下さってキャプションを貼って下さっているスタッフさんの所に行くとやはり持ってきた両面テープの粘着力が弱く、よく剥がれるって話をされていた。そこで草林舎さんの代表さんが有り難いことに、より粘着力の強い黄緑のテープを貸して下さるとのことで(これをわっか状にして貼る)、それをお借りする。ついでに長机に貼る紙の剥がれている所もそのテープに換えて貰う。清岡はキャプション振り分けの続き。
 その後、事前にUSHISUKEさんより、青木さんのブースの応対をするよう密命(でもないか)を受けていたこともあり、青木さんを見付け、ブースの場所をご存知ないとのことなので、一番、西南の一つ東の「江州」ブースへ連れて行く。草林舎さんの売り物の方のブースの西隣の1スペース分だ。そこには通常通り長机一台だけあって、展示のパネルが必要との事前の話だったんだけど、その話が通ってないようで、パネルが見あたらないので、青木さんにはまず長机一台だけで展示して貰って、その間、清岡がパネル探しの旅に出ることになる。おさっちさんにパネル余っているか尋ねるもないとのことで、次に草林舎さんにより展示作業進行中のコレクション展でパネルが余りそうか尋ねるも、現在、ユザワヤへS字管買い出し中でそれ待ちとのことで、パネルは逆に足りないぐらいとのことだった。ついでに様子を見ると、コレクション展の場所内の通路になりやすい所の出入口にコレクション展が11時開始である旨の貼り紙が小松さんによりされていたので、思わず「ナイスアイディア!」と言う。それから再び、応援のスタッフさんと共にキャプション配置の続きを行う。諸葛亮凧のキャプションはあるが、姜維凧のキャプションはないとか、博多人形の解説は満田先生が書かれているので、そこが文章形式になっていて長いのを目印に、とか。展示された、天平大雅氏制作の博多人形の諸葛亮については下記リンク先参照。

※関連記事 瞳 増刊2 博多人形師 天平大雅作品集(2005年5月)

 その次が南側のパネルのキャプション配置。事前の打ち合わせの際にはなかった拓本が有り難いことに、新規に大量投入されていたので、結構、無いキャプションが多いものの、「これは善明さんの書画」とか言いつつ、コレクション展の開場が近付きつつある中、楽しんで作業をしていた。にゃもさんによると、人形展の方の準備作業も押しているとのことだ。

 11時前に、ある程度、手が空いたので、再び、青木さんのブースにいってパネルがない旨をお伝えし、しばし相談すると、長机でも良いとのことで、清岡は長机を探す件を念頭に置いておく。東の端のステージでは坂本和丸さんの司会が始まったので、もう11時になったと知り、慌ててコレクション展に戻り、キャプション配置の作業を応援の方と再開させる。10分ぐらいで何とかできる作業を終える。対応するキャプションをお互いに探して「見付けましたか、おめでとうございます! 賞品は……キャプションを置く権利で!」とか冗談を言いつつ。まだ展示もキャプションも作業を終えてないが、草林舎さんの許可をとって、入らないようにする貼り紙イスを外す。三国志フェス内で「1日限定!三国志コレクション展」は初めての試みになるので、前日ににゃもさんに「第一回目なのでこれからのテンプレートになりますね」なんて言っていたが、そんな余裕もなく、慌ただしい感じとなりつつも、にゃもさんによると人形展の準備ができたとのことで、スタッフに監視員をしてもらい(今回、基本的に撮影NGとのことなので、その注意がメインになりそう、なんて言ってた)、11:10過ぎに「1日限定!三国志コレクション展」はオープンする。キャプション配置は依然、続行中。同じタバコのポスターだけど、タバコの銘柄が違うキャプションなので、取り替える、とか絶妙な作業をしていた。ステージでは哲坊さんと小日向えりさん出演の「ドラマ三国志 Three Kingdoms "違いの分かる"傑作選」が始まっていた。11:20、おさっちさんから15分押しだと伝えられ、そのため満田先生のギャラリートークも今のところ15分押しだと伝えられる。11:25、ここでようやくキャプションを置き尽くす。応援のスタッフさんともここでお別れとなる。満田先生が南のパネルの方を見に来られていたので、キャプションがない新規の展示物があることを伝える。
 ようやっと本来の監視員&説明員の業務に入ることができ、早速、今回の目玉となる中華民国 英美烟公司(駐華イギリス会社)のタバコカード(150種類)の撮影をしている方が居たので、注意したら、撮影許可をもらったってことを言われ、念のために草林舎さんに確認すると、それはOKとのことで、清岡は注意した方が誤っていたという妙な恥を掻いてしまった。それを他のスタッフに伝える。その恥のおかげで人見知りなく、左肩に懸けた黄巾バンダナを見せつつ「説明員をやってますが、説明要りますか?」と積極的に客へ声をかけるようになっていた。初めの方は前述のタバコカードの説明を行っていた。キャプションがないため、タバコのおまけにカードが付いている、という情報も書かれていないため、それを伝えるだけでも大きいと思うし。何回か説明しているうちに気付いたんだが、販売もある出展ブースの隣であるため、売り物と勘違いして触る方が結構、多い。その勘違いも納得できることに、いくつかはブロックやボードゲーム等の玩具が箱入りの形で展示されており(いずれも予定がなかった新規の展示物)、しかも間が悪いことに、それらはちょうど出展ブースからアクセスしやすい、中央の東西通路に接した机の上にあるからだ。数十人はその展示された箱を持ち上げたり、箱を開けて中を見たりしていた。それと長机の上に団扇の展示物があって、やはり団扇のままなんで、かなりの方は手に持ってしまっていてそれも注意していた。後半はその注意ばかりだったが、逆にその注意を話の切欠として展示物の説明していた。それらをにゃもさんと会うたびに、情報共有していた。次回、行うとしたら、ここらへんのノウハウが伝われば良いが。
 11:50、実はイベント担当から応援に来て下さった方がその後も長机から紙が外れてないか見て下さっていて、7割方、粘着テープを貼り替えて下さったとのこと。ホント、感謝することしきりだ。

 12時ごろ、初めのイベントステージが終わり、「百花繚乱」の中国茶実演を観衆に交じって見ていた青木さんを捕まえ、あれこれ連絡をする。こちらからは無料配布冊子『三国志ジョーカー 時代考証集』に何も説明が添えられていないので、捌けないんじゃないかという提案で、向こうからは長机の調達宜しくってこと。というわけで、清岡は長机探し行脚の旅に出る。
 長机はステージの向かって左、つまり会場の東北にまとめて置かれていて、ちょうどイベントの合間の時間だったので、そこまで入り込み、一人でそれを奪って運び出す。イベントステージの観客席を出たところで、有り難いことにスタッフのまめもやしさんに気を遣っていただく。なんせこんな時間に長机を重そうに持ち歩いているし(笑)。青木さんのブースに行くと、二人が見て居られるので、青木さんは今、「百花繚乱」(つまりお茶のところ)のスペースにいらっしゃることをお伝えする。それと、無料配布の冊子『三国志ジョーカー 時代考証集』の件や、後でちゃんと展示される旨もお伝えする。それからコレクション展の説明員へ復帰する。そうすると、お客さんに前回の三国志フェスで、関羽のコスプレを着ていた所を目撃した方がおられ今回はそれがないのか尋ねられる。そこらへん近くに居られた草林舎さんの代表さんに話を振る。前回着た人の一人は確か、さっき会ったスタッフの方のような。

※関連記事 三国志フェス2010(2010年8月21日土曜日)

 12:10、再び青木さんのブースに行って、しばし談笑(「強力なスクリーニング」と茶化しつつも、ネット上の告知が遅れたことについてのこちらからの謝意含む)。長机があと一台必要ってことで、二人で運び出すことに。幸い、依然、イベントの合間なので、すんなり会場の東北へ行き、清岡先頭にブースまで運ぶ(その場のノリだったけど、今から思うと出展者にスタッフみたいなことをしてもらって申し訳ない・汗)。運び終え結局、三台の長机を上から見て凹型になるよう配置した。つまり客側のスペースが広がる形で、三台の長机の上に出展ブースでの展示物が乗る。青木さんが用意した展示物は、青木さんのマンガ『三国志ジョーカー』で描かれる当時の文物と、それらに対応する実際の文物の写真とを並べて見せるという興味深いもの。中央の長机の通路とは逆側に青木さんが座り、そこでサインやイラストを記すことができる。展示物を縮小して一冊のコピー本にしたのが無料配布の冊子『三国志ジョーカー 時代考証集』になる。個人的にはP.3の「兵馬俑の/鎧が好きなんじゃよ。」等、ほのぼのとするコメントがツボで、あと最後の出典のところの下にある、登場人物の絵とその呼び名が妙にツボだった。
 隙を見て、青木さんにお土産の緑寿庵清水の金平糖(レモン味。もう一つのオレンジ味は昨日、USHISUKE家へ)を渡す。しばし京都トーク。

・緑寿庵清水
http://www.konpeito.co.jp/

 12:20ごろ、会場にマイクを通し満田先生とカオポイントのおくまんさんの声が響き、ステージにて「三国志街道の集い 特別編」が開始したことを知る。清岡は依然、青木さんの出展ブースに居た。一番の気懸かりはその出展ブースに客が来るかということだった。こう書くと語弊があるんだけど、今回、青木さんが「三国志フェス2011」内にてブースを出しサイン会を行うお知らせが諸般の事情により三日前という、思わず「強力なスクリーニング」と称してしまう状況だったので、『三国志ジョーカー』等の青木作品ファンに情報がリーチしていない可能性が高かったからだ。もっと早く告知できてればそんな心配もないのだが。

※関連記事 三国志ジョーカー 第3巻(2011年8月16日) (※『三国志ジョーカー』についての参照記事)

 しかし、長机一台時代(?)にも二人組の客が来ていたし、長机三台時代もしばらくすると、一名が来られ、早速、青木さんにイラストを求めていた。その方は『三国志ジョーカー』に登場する趙雲が大好きな方だったんでそれをお願いされていた。青木さんの方ではたまたまコピーの裏紙が手元にあって、これじゃ失礼ってことで変えようとしていたが、裏はなんと『三国志ジョーカー』のページだった。清岡は横から「(裏が『三国志ジョーカー』だったら)逆に嬉しいんじゃないですか?」とコメントし、結局、その紙を使うことになる。清岡は後から鉛筆で薄く補助線を当ててからペンを入れる様を見ていた。見る見る内に、趙雲+犬(笑)の出来上がり。
 慌てて清岡はコレクション展に戻るも、来客が少ない時間帯だったので、スタッフに行き先を告げて再び、青木さんのブースへ。すでに二組目の二人組が来られていて、そこでもコピーの裏紙が求められていた。それを見て、後から清岡は「まるで西洋に浮世絵が伝わったときのような状況」とよく解らないことを呟いていた。ところが今度のコピー紙の表は『幇間探偵しゃろく』のページだったんで、今度こそ断られると思ったら、OKとのことで、清岡は「青木朋フェア」とか言ってた。前述の参照リンク先に触れてある、『三国志ジョーカー』第3巻2011年8月16日発売と『幇間探偵しゃろく』第2集2011年8月30日発売のコラボレーション企画「イチ押し! 青木朋フェア!!」(秋田書店×小学館合同企画)と懸けてのコメント。
 12時半ごろに『三国志ジョーカー』の担当編集さんがブースに来られる。それを見て清岡は『三国志ジョーカー』のカバーを外すと表紙におまけマンガ『GoGo! しばりくん』(前述の参照リンク先、今、確認すると登場は単行本2巻の回だね)で担当の方が出てきたのを思い出し、青木さんに「しばりくんの方ですか?」と聞くと、青木さんは編集さんの見た目でそう思ったと勘違いされたのか「似てるでしょ?」と返事が来る。言われてみれば確かに雰囲気も含め似ている!
 12:40ごろには、早速、編集さんはお仕事に入り、持ってこられた『三国志ジョーカー』単行本三種類を中央の長机に平積みし、POPやチラシ(試し読みのもの含む)をあれこれ置かれていた。それで西隣が垂井雪嶺さん(垂井ひろしさん)のブースで、そこはパネルを三方に立て、その内側に『日経ベンチャー』(下記リンク先参照)で掲載した原画を展示する方式だ。

※関連記事 三国志人物伝(日経ベンチャー2006年4月1日-) (※垂井さんについての参照リンク)

2010年10月7日撮影。垂れ幕 それより、垂井ひろしさんはF1のイラストレーターとして有名な方で、下の写真にあるように、鈴鹿サーキットで個展を開くほどの方だ。余談ながら記しておこう。
 そういったパネルの使い方なので、垂井さんのブースでのパネルの外側、つまり青木さんのブースから見えるパネルには何も貼られていない。そこで編集さんがそこを利用して『三国志ジョーカー』のPOPを貼ろうと垂井さんと交渉する。OKが出たが、テープでパネルにPOPを貼ろうとされたので、止める。実はそのパネルは会場からの借り物でありテープで貼るのはNGとのことだ。それを見かねた垂井さんが提供してくれた物はコクヨの「プリットひっつき虫」という商品だ。とりモチみたいなので、固定する仕組みなのでテープみたく、剥がしてもパネルにダメージが残らない。というかテープNGならば本来主催者側がこういうのを用意すべきなんだよね。次回への課題の一つだ。

・コクヨS&T株式会社
http://www.kokuyo-st.co.jp/

・タ-380 - 商品情報詳細 - 商品検索(商品データベースから探す) - 商品情報 - コクヨS&T
http://www.kokuyo-st.co.jp/search/1_detail.php?sid=100108416

 良い案配で間が空いたので、清岡から、お土産の第二弾として清岡の論文「現代日本における三国要素の変容と浸透──アクセス集計を事例に」(『三国志研究』第五号)の抜き刷り、お土産の第三弾として、朝、コピーした冠関連のレジュメ、を青木さんへ渡す。

※関連記事
 三國志研究第五号(2010年9月11日)
 「魏晋南北朝時代における冠服制度と礼制の変容」ノート

 口に出さなかったが、個人的にはお土産の第一弾、第三弾はカモフラージュで第二弾が目的。別に専門家ではないので、なかなか特殊な三国関連の論文抜き刷りを他人に渡す機会がなく無駄に自宅で眠っているので。今回、遠方からここへ足を運んだ三つある目的(後付でない自信はないが)のうち一つがこれだ。
 以下、当日に接した話から離れるんだけど、「三国志フェス2011」に後漢末や三国時代の歴史要素がほとんどないので、それそのものに興味がなかった。「それって『続漢書』輿服志や画像磚石を全然、参考にしてない冠だし」等、思ってたりと。正確には近くで開催されれば行くかな、という程度の興味だった。それに今まで多様な三国イベントに一般参加していた訳だから、スタッフとしてではなく一般客として来場し、対等な距離でそれらイベントと比べてどう言った長短があるか、表から見える範囲で事情はどうなっているのか等を味わいたいと思っていた。だが、立場上、足を運ぶとなるとスタッフとして参加せざるを得ず、それにイベント内の数々の企画の事情を聞いたりそれまで参加した打ち合わせからスタッフとして参加すれば確実に楽しめることが判っていたので、距離を置いた形で客観的にイベントを評価し他と比べ楽しむ機会は無さそうだった。だけど、以下の雑記にも書いたように、スタッフの数が要るという必要性があり、もっと前向きにスタッフ参加を楽しめる自分だけの目的を決めようと考えた。目的の一つが来月海外出張のUSHISUKEさんを見送ること(当時公表されてなかったが)なので、これで目的の二つまで達成でき、残り一つ(後述)の機会を伺う。

・どんどんツッコメ (2011年9月2日の個人サイト雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2011/0901.html#02

 12:40過ぎ、小林先生の冠関連のレジュメを青木さんに見せる。はじめの見開きが文章になっており、それをめくってちゃんと写真があるところを見せると、やはり食い付かれ、「字ばかりだとどうしようかと思った」と安心された。
 ここで編集さんと名刺交換で、しばし談笑。告知が遅くてファンが来ないのでは?と思ったがその割にはファンらしき人が訪ねに来ていると清岡。一区切りするとと編集さんは会場内へチラシを配りに出かける。それは後で開催される青木さんのサイン会の告知も兼ねているそうな。
 その後、レジュメを当てに冠トークの続き。まず清岡からレジュメの概要を説明する。それからおさらいがてら両サイドの梁を数えない説の話をする。下記のリンク先にあるように、2007年5月27日以来なのかな、畫像好き好きサークル「梁はいくつだ?!」(…って毎度、実在しない)は。

※関連記事 「三国志の宴2」が始まるまで

 青木さんより、冠は実物がないので判りにくいって話より、武冠は出土しているが進賢冠が出土していないって話に続き、拝している人の梁が外れている画像石があるんで梁が着脱式であることは間違いない、と清岡。さらに、ある陶俑では梁の上部から抑え込む形で紐が通っている描写があると清岡。物が一発でれば判るんですけどね、と青木さん、等々の会話が続く。
 12:50ごろ、コレクション展の所へ戻る途中で、編集さんからサイン会の開始時間を聞かれる。13:30から始まるとの話だったが、時間は未だ流動的ではっきりしなかった。清岡より、詳細は本部に確認してくれってことで、おさっちさんの姿が見えたので、そちらに問い合わせるようお願いした。

 13時前、ブースの所へ訪れる、ふと思い付き、「(「三国志フェス2011」の出演者・スタッフの)打ち上げ参加されますか?帰られますか?」と聞いてみると、青木さん曰く「誘って下さるんでしたら」とのことなので、清岡は「(間を空けず)いや、誘いますよ!」 と答える。出展ブースの出展者なら権利があるんだけど、ここらへん伝達されていない。これも次への課題。そうこうしている間にブースへのお客さん。
 13時ごろ、またまた客(スタッフ)が来る中、「折ってくれますか」と青木さん。何かと思えば、無料配布の冊子『三国志ジョーカー 時代考証集』の一部である印刷した紙だ。なぜかその紙を折ってホッチキスで中閉じし、コピー本を作る清岡。さらに客(スタッフ)が来たんだけど、スタッフの客が連続したんで「何かさくらみたい」と茶々を入れる清岡。13時過ぎ、思い出したように清岡から青木さんに、漫画家の『曹植系男子』の、ねこクラゲ先生や、『孔明のヨメ。』の杜康潤先生が一般参加として来場している話をふる。

※参照記事
 曹植系男子(2011年3月10日)
 孔明のヨメ。(2010年12月2日)

 自分で名乗らないだろうから、もしかして今までのお客の内に誰か居たかもしれないな、って話をしていた。それに乗る形でブースを見に来ていたスタッフの三口宗さんが有名な三国漫画家を集めたアンソロジーを読みたいって話をされていた。昔、コーエーから『コミック三国志トゥルーエピソード』ってのが出版されていたが、その有名漫画家版ですか?と清岡。

※参照記事 2005年6月 コミック三国志トゥルーエピソードvol.1発売

 13:10、やはりコレクション展に戻る清岡。その時にUSHISUKEさんに会ったので、青木さんの打ち上げ参加を打診すると、OKとのこと。さらにブースに行くと、編集さんが買ってきた弁当で青木さんが食事する直前だった。清岡が昼飯まだとのことで、コンビニで小銭を作るために編集さんが購入したベークルを頂く(よくよく考えたら清岡は厚かましいタイミングで訪ねたんだね・汗)。13:20からサイン会開始とのこと。それで清岡は思わず「あと10分で(青木さんが)食べろってことですか?」って口走ってしまう。食事の間は会場の反対側のステージでちょうど「三国志街道の集い 特別編」の最中で、マイクを通しあれこれ聞こえてくる。そこで清岡は満田先生の持ちネタが「ドリーム・クラッシャー」ってことを伝える(ぱっと聞くと何のことだか判らないが少し考えると納得できるので便利な言い回し)。「三国志街道の宴」では定番らしい。あと青木さんからサイン会の話を伺う。通常、書店で行うときは、当たり前だけどサインした本の所有は書店側にあるので、金銭の授受が発生せず本の所有も明確だが、今回のようなイベントでは一般的にどうなるんだろう、って話。その点で今回、同じくサイン会を行う吉川永青先生は買い取りなのかどうか知りたがっていた。にゃもさんがブースに来る。コレクション展のスタッフ総支援のギャラリートークはいつからか尋ねると判らないとのこと。ちょうど、まだ満田先生出演の「三国志街道の集い 特別編」が終わったところだった。すぐにギャラリートークが始まるとは思えないけど、一応、にゃもさんと共にコレクション展の方へ向かう。途中、ステージ上で司会の坂本和丸さんが「この後」ってことでギャラリートークの紹介をされていた。ステージ上からどこで行うか場所を示す。その時に、コレクション展の集合場所にスタッフが立って合図を返すというやり取り。
 13:20ぐらいに、その途中で、先程、青木さんのブースを訪ねた方(趙雲をリクエストした方)を見掛けたんで、先程の知らない間に漫画家と会っているかもしれないという話を思い出し、探りを入れるように声を掛け、ねこクラゲ先生は個人サイトもブログもツイッターアカウントもある方なので(杜康潤先生もだけど)、まずネットを使っているかを尋ねると、「ネットなんか知りません」とのことだった。じゃ全くの見当違いだな、と思い通り過ぎる。この話には後日談があって、次の日にツイッターのタイムラインを見返すと、おそらくこの方のアカウントを見掛ける。それによると清岡が声を掛ける前に、見掛けたら声を掛けて下さいとこの方がつぶやいており、清岡が声を掛けた後で、知らないと言ってごめんなさい、てな旨のつぶやきがあった。つまり、タイミングが良いのか悪いのか、相手から見るとまるで清岡はツイッターを見て声を掛けたようになっていたという状況だ。しかも、さっき青木さんのブースで会ったばかりだからこちらのことを認識しているだろうと清岡は思ったが、やはりそこはファン心理で、おそらく青木さんしか認識しておらず清岡は認識外だったようで、初対面みたくなっていた。思わずツイッターのメッセージで名乗り出てこの驚かせた件で謝ろうかと思ったが、それは恥の上塗りと思い、未だ申し出ず終いだ。この話のオチとしては、肉体的特徴は全く違うが、(詳しくは書かないが)ねこクラゲ先生(後述)とファッションの方向性は似ていたってところだろうか。
 それでギャラリートークの満田先生待ち。USHISUKEさんに確認取ると時間が決まってなくて、満田先生次第ってことらしい。それを他のスタッフに情報共有する。にゃもさんと三口宗さんとトークで、数日前に急遽発売決定した張飛ビール(下記リンク先参照)の話と、ねこクラゲ先生を見掛けたか?って話。見掛けてないとのこと。ちなみににゃもさんは『曹植系男子』のファンとのこと。待ち時間の間、やはり清岡はコレクション展で説明員行脚する。

・伏竜舎的博客(伏竜舎のブログ)
http://ameblo.jp/fukuryusha/

・張飛ビール (※上記ブログ記事)
http://ameblo.jp/fukuryusha/entry-11010232010.html

※次の記事 メモ:三国志フェス2011 終了まで(2011年9月10日)

※追記 レポ3:九州三国志忘年会(2013年12月29日)

※追記 メモ:三国志サミットが始まるまで(2015年11月21日)

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