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三国志ジョーカー 第5巻(2012年12月14日)


  • 2012年11月 9日(金) 00:02 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,714
マンガ ※前巻記事 三国志ジョーカー 第4巻(2012年8月16日)

 上記記事にあるように、秋田書店の月刊マンガ雑誌『ミステリーボニータ』8月号(2010年7月6日発売)から青木朋/著『三国志ジョーカー』というマンガの連載が開始した。作中で天人の服装とも言われているスーツ姿の司馬懿が主役で、もちろん作中ではほとんどの人が当時の格好なのでヴィジュアル的に周りから浮きまくっているが、読んでいくうちに読者の目が慣れているくるのが不思議だ。

・秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/

※試し読みへのリンク追記
・三国志ジョーカー|秋田書店
http://arc.akitashoten.co.jp/comics/sangokushi_joker/5
 ※『ミステリーボニータ』編集部のツイッターアカウントで知ったんだが(コミック試し読み第一弾とのこと)、上記の出版社サイトからはどこにリンクを張られているのだろ? そのうち張られるのかな?

 その『三国志ジョーカー』について、上記出版社のサイトの「コミックス」のページからリンクのある「発売予定のタイトル」によると、秋田書店よりボニータコミックスとして単行本5巻が2012年12月14日金曜日に440円で発売するという。前巻の4巻から四ヶ月後の発売日に当たる。 前巻記事でリンクを追記したように『ミステリーボニータ』9月号(2012年8月6日発売)掲載分で最終回を迎えたため、今回で最終巻であろう。

※上記出版社サイトの新刊情報のページの12月14日の覧から下記へ引用する。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ボニータコミックス 三国志ジョーカー 第5巻 青木朋 440円(419円)
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・青木朋HP++青青
http://aoki.moo.jp/

※著者サイト

※新規関連記事 三国志ジョーカー(第44回京都コミック読書会テーマSF 2023年10月21日)

※追記。あと作者自身による同人誌展示即売のニュースがあるのだけど、それは後日、記事を改めてお伝えする。

※追記 三国志ジョーカー 3.5(2012年11月18日COMITIA102)


<2012年12月14日以降、徐々に追記>
 母校から南の方の最寄りの東西の大通りと交差する二つの南北の大通りの角にある、最寄りの書店2店に回ってみたが置いてなかった。西の方の書店は京都では有名なチェーン店だったが、単行本3巻だけが置いてあった。その地域ではあまり認知されてないようだけど、まぁ認知されてそれを売りにするとそれはそれで変な話だなと思いつつ、仕方ないのでいつものスターバックスのある大型スーパーへ行く。以前書いたようにここも母校に近く、住んでいたところにも近いそうで、そこの少女マンガ新刊コーナーに1冊だけ縦置きされて置いてあって無事購入できる。しかし単行本3巻はそこで平立てされていたんだけど、、単行本4巻はそこで購入しなかったので、扱いが悪くなってしまったんだろうかね。だとすると妙に責任を感じてしまう。ついでに、不定期刊行のサッカー雑誌『CALCiO 2002』の新刊が出てないか見に行くが置いておらず、ふと向かいの棚を見ると、その前日に発売されたムック『僕らの三国志大全』が平積みを立てたような展示で5冊ぐらいあって、えらい扱いが違うなと妙に関心を寄せてしまった。

※関連記事 僕らの三国志大全(2012年12月13日)

 このムックは上記関連記事に書いたようにいろんなメディアのいろんな三国作品を網羅的に触れたガイドブックのような体裁で、当然、マンガのところに『三国志ジョーカー』があってそれぞれの作品に六角形のチャートで評価してあって、ちゃんと全5巻になっていた。しかし「周喩」表記になっていたが、まぁ、素人考えで一般的なムックの制作期間からいくとこういった誤字は仕方ないのかな、と思ってしまった。

 前巻のコメントが発売から時間が経ってから書いたせいか(というよりこの日の前日に書き終えた)、細かいことにも触れ結果的にネタバレ全開っぽくなったためその反省を踏まえ、ほとんど感想になっていないメモ的なコメントを箇条書きにしようと思う。ネタバレする気はないがまた結果的にそうなる可能性大なので、ご注意を。

・今回は帯び付き。この著者の三国志ものでは『ふしぎ道士伝 八卦の空』1巻、『三国志ジョーカー』1巻、3巻に続き三回目だね。

※関連記事 三国志ジョーカー 第3巻(2011年8月16日)

・上記関連記事と同じコンセプトの帯で、小学館の同作者漫画『幇間探偵しゃろく』3巻2012年12月27日発売とコラボレーションして、「大注目!!」「“粋”なマンガ家」「青木朋フェア!!」と銘打った帯で、左にあるカードの中の絵の、上半分がスペードのSで司馬懿が『しゃろく』を読んでいて、下半分が逆さでハートのSで舎六が『ジョーカー』を読む図柄。そのカードの中、右欄外に「秋田書店×小学館 合同企画」と縦書き書かれてある。右に横書きで「赤壁の戦い、/開戦。/TPの力を使い暗躍する周瑜に司馬懿と諸葛亮は…!?/異端の三国志ファンタジー、完結!!」とあり「TP」の右側により小さいフォントで「タイム/パトロール」とある。裏側、つまり帯を広げて右側に二つの単行本の紹介があって、上に横書きで「2012年12月、青木朋の2大作品の最新巻が連続刊行!」とある。また帯を広げた一番右側に「速報!」とフキダシであり「青木朋先生の新連載は/2013年の初春にスタート予定!」とある。まぁ素人考えで連続で三国マンガってことはないんだろうね。

・表紙は船団を背景に金髪碧眼の諸葛亮が羽扇を持っている絵。それまで毎巻、未来の物を絵に入れてセンス・オブ・ワンダーを入れていたんだけど今回はそれはないのかと思ったが、違った。つまり未来人の諸葛亮(ルカ)自体が未来の人間で、しかも東洋人っぽくない容貌なのでそれ自身がセンス・オブ・ワンダーだ。※追記。ここらへんのマンガのキャラ認知の範囲の広さは伊藤剛氏の言うところの「マンガのお化け」といったところなんだろうか。
・裏表紙、つまりカバーの右は「感動の/フィナーレ」と言うフキダシマークと共に「異端の三国志ファンタジー、/驚天動地の完結巻!」というキャッチフレーズがあってより小さいフォントで別のキャッチフレーズ、さらにより小さい字で内容紹介文がある。ここらへん前巻の4巻と比較して見ると面白い。左に、タバコを吸いつつ司馬懿が消火器を持つ絵(火の用心に使えない絵づら)でその右に二行あって、上の行左から曹丕、曹沖、陳羣、劉備、下の行左から周瑜、孫権、魯粛、趙雲が描かれている。今回は二行とも青を基調とした色彩。
・前4巻に引き続きカバーを外すと表紙におまけマンガ(『GoGo! しばりくん』・笑)がある。物理的には縛られてないところが笑い所。あと手錠を着けられた周瑜のパンツには「RED CLIFF」の文字が

・Webの変わった百科事典  (※個人サイトの掲示板)
http://cte.main.jp/sunshi/c-board/c-board.cgi?cmd=one&no=128

※いや素直に参考にするならこっちか 呉宇森(ジョン・ウー)監督『レッドクリフ(RED CLIFF)』報道まとめ

・著者近影の覧に誕生日が記されていて、この単行本の発売日に近いため、一瞬、プレゼントをくれと暗に要求してるのか邪推してしまった。あと前述の著者のサイトのURLの記載あり。
・著者のブログ記事によると、今回はおまけマンガのページ数を確保するため、見開きでの「これまでのストーリー」はなし。目次の下に文章で書かれている。

・「三国志ジョーカー」5巻 (※著者サイトのブログ記事)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=1489414

・6ページに目次あり。今回は第17話から第20話まで収録。順に『ミステリーボニータ』2012年5月号(2012年4月6日発売)、2012年7月号(2012年6月6日発売)から2012年9月号(2012年8月6日発売)までが初出。4ページに渡って「おまけまんが&あとがき」あり。

・ミステリーボニータ5月号に「三国志ジョーカー」 (※著者サイトのブログ記事)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=1489356
・ミステリーボニータ7月号に「三国志ジョーカー」 (※著者サイトのブログ記事)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=1489380
・ミステリーボニータ8月号に「三国志ジョーカー」 (※著者サイトのブログ記事)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=1489388
・ミステリーボニータ9月号に「三国志ジョーカー」 (※著者サイトのブログ記事)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=1489391

・2012年12月16日に鈍行列車で京都から東海道線を経て東京の阿佐ヶ谷まで行く時間があり、そこでじっくりと読むことに。以下、読みながらダラダラとメモを記す。

・消化不良になりそうなマッチにファラオの一撃 (※別ジャンル2012年12月16日記事)
http://cte.main.jp/calcio/blog.cgi?n=340

・第17話で前述のブログ記事にあった倉野の久々の登場。この話のメインプロットはその曹沖字倉舒と曹丕との仲の良い悪いでは割り切れない関係性の流れだ。読んでいくと年数からいって、そのまま『三国志』巻二十魏書鄧哀王沖伝に「年十三、建安十三年疾病、太祖親為請命。及亡、哀甚。文帝寬喻太祖、太祖曰:「此我之不幸,而汝曹之幸也。」」まで行くのかと思ったが、この回では大丈夫だった。
・その兄弟の関係性でなくてはならない曹昂字子脩が回想シーンで何度か登場する。
・陳羣の兵糧の話はリアリティがあってよさげだけど、手元に算盤があるのはツッコミ所かな。筭(算木)だね…いや、電卓を渡さず中途半端な道具を諸葛亮が渡してまた文化汚染している可能性が高いか。
ワンカットだけ回想にて張仲景登場…と思ったら本当に司馬懿がその家宅に訪ねに行った。謎のキャラ立ちをしていたボディカードが自ら言うに実は仲景の弟の叔華だった。人命尊重を公言する叔華に付け込む意倍の黒さが良いね。というか侍者(ボディカード)をこういった立場にしようと元から設定していたのかどうか作者にお聞きしたいところ
・まんまと曹丕の口を借りた伏線にやられた。サプライズ。叔華はそんなオチって。確かに妙に合わない字(あざな)だと思っていたが。
・そしてサプライズは二段重ねだった。叔華の字自体が伏線だったんだね。ますます元々、こういう設定でボディカードを登場させたのか作者にお聞きしたいところ。名から来ている叔華なので、これも字(あざな)じゃないかもしれない。
・ちなみに『晋書』巻三十宣穆張皇后紀によると「魏正始八年(張皇后、張春華)崩、時年五十九、葬洛陽高原陵、追贈廣平縣君。」と、紀元247年に59歳とのことなので、このとき数えで20歳。

・第18話での回想シーンで孫策でまくり。そして周瑜が孫策の行き帰りを画策してSci-Fi展開のフラグが立つ。
・『三国演義』をはじめ、創作では様々な周瑜と諸葛亮の対決や騙し合いがあったが、こういったSci-Fiの上でのハイテクを交えたやり合いは面白い。
・陳羣の手書きでのセリフ「気持ち悪い/ですね」に対しナレーションの手書きツッコミ「とうとう/それ/言っちゃい/ますか」は笑い所。
・そして次のページに笑い所が。「この絵/まちがい」と照れなのかツッコミなのかわからない活字でのカレーションで、薔薇を背景とした司馬懿と諸葛亮が見つめ合う絵。
・根底からいって違うけど諸葛亮が表向き孫権に仕えるってのは映画『レッドクリフ』を連想させる。
・前巻に続いて。倒れる諸葛亮の胸ぐらを掴む周瑜という、あやしい絵づらに。というか周瑜のサドっぷりで、何かのプレイみたいだ。
・赤面ハートビートな諸葛亮が笑える。
・魚油が言及され、未来人の知識により作られた、より強力な火炎瓶が登場するだなんて映画『レッドクリフ』のパロディーかと思った。

・何だかなあと言う感じRe:中途半端にネタバレ (※「三国志ファンのためのサポート掲示板」内記事)
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=3261

・劉備は諸葛亮を猫に喩えていたが、「ネコ」か…ますますあやしく思えてしまう。

・…と思ったら第19話の冒頭の回想シーンで諸葛亮がMTFであると示唆されている。
・なるほど、諸葛亮は劉備に父性を感じていたわけだ。
・そして三角関係が新たな展開に。

・第20話、最終話にて、左ページ最後、周瑜の「孔明め…!」は今までの流れに合っているが、そのページをめくっての冒頭、司馬懿と諸葛亮が肩を組んで爽やかな笑顔を伴い「やったあ」「ざまあ見ろ/周公瑾め」というのは、漏れなく「そんな友情・努力・勝利な」というツッコミがはいりそう。
・孫権の酒乱シーンが入れ込まれている。一瞬、本編と関係ない、孫権ファンに向けたサービスカットと思われたが、ちゃんと心情吐露で本編に絡んでいる。
・ともかく結局、タイムパトロールの力で万事解決の大長編ドラえもんぽくならなくて一安心。
・諸葛亮は碧眼だったが、最後は黒目に戻っており、時間が経てば、髪の毛を染めてから久しく経ったように黒髪に生え替わるのだろう。
・そして司馬懿も、不老長寿の遺伝子とはいえ、ルカが居ない中でそれほど発現せず、その時より年をとって『八卦の空』での作中の姿になるんだろう。

※関連記事 八卦の空(ミステリーボニータ6月号、2008年5月7日)

・あぁ、面白かった!

※追記 十大三国志ニュース2012 中編

※追記 メモ:『天空の玉座』

※追記 レポ3:九州三国志忘年会(2013年12月29日)

※追記 人形劇三国志 大百科(1993年4月1日)

※新規関連記事 タイムスリップ信長vs三国志(2017年8月8日)

※新規関連記事 中国古典小説研究会2018年度関東例会(2019年3月16日)

※新規関連記事 少女マンガ 歴史・時代ロマン決定版全100作ガイド(2017年12月30日)

※新規関連記事 流れよわが涙、と孔明は言った(2019年4月18日)

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