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岩﨑彌之助のまなざし(2012年9月22日-11月25日)


  • 2012年11月 7日(水) 00:11 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,229
展覧会 閉会までの期日が迫っているため、端的に早く紹介。下記ブログ記事で知ったこと。

・孫呉秘書省在建業
http://hishoshou.blog108.fc2.com/

・静嘉堂文庫所蔵 咸平本呉書が展示されてるそうです (※上記ブログ記事)
http://hishoshou.blog108.fc2.com/blog-entry-19.html

上記ブログ記事を頼りに、リンクを辿ると下記サイトに行き当たる。その「展覧会」によると、2012年9月22日土曜祝日から11月25日日曜日の期間(10時-16時30分開館、月曜日休館)に、東京都世田谷区岡本の静嘉堂文庫美術館(一般800円、大高生500円、中学生以下無料)にて展覧会「受け継がれる東洋の至宝 PartII 岩﨑彌之助のまなざし ― 古典籍と明治の美術 ―」があるという。

・静嘉堂文庫美術館
http://www.seikado.or.jp/

それで何が三国に関係あるかというと、上記サイトの「展覧会」ページからリンクされる「展示目録(PDFファイル1090KB)」から引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《古典籍》
No.指定 書名 編・選者 巻数 刊・写年 冊数
21 ◎ 周礼 漢鄭玄注 存2巻(巻九・十) 南宋時代前期(12世紀)刊(蜀大字本) 2冊
22 ◎ 説文解字 漢許慎撰 宋徐鉉等奉勅校 15巻 南宋時代初期(12世紀)刊 宋・元逓修 8冊
23 ◎ 呉書 晋陳寿撰 宋裴松之注 (専刻本)20巻 南宋時代初期(12世紀)刊 南宋前期修 6冊
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

鄭玄は『三国志』巻四魏書三少帝紀などに記載のある人物だし、晋陳寿撰の『呉書』はもちろん『三国志』呉書のことで巻数は現在と同じだ。『説文解字』も『三国志』に載る時代の少し前、後漢時代なので、『三国志』巻五十三呉書厳畯伝に「嚴畯字曼才、彭城人也。少耽學、善詩・書・三禮、又好説文。」と嚴畯が好む書籍として出てくる。

冒頭のブログ記事にも書いてあるが、ここにある『呉書』は汲古書院より1988年11月1日に『古典研究会叢書漢籍之部 6 呉書』(ISBN9784762910906)というタイトルで出版されている。15750円。

・株式会社汲古書院 古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/

・古典研究会叢書漢籍之部 6 呉書 - 株式会社汲古書院      古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/book/b9496.html

上記、書籍ページから下記へ内容紹介文を引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(6)静嘉堂文庫蔵 (専刻本) 二〇巻六冊 重文晋陳寿撰 宋裴松之注 南宋初期刊南宋前期修 「三国志」 中より呉書だけを取り出した専刻本で、 本書のみが伝存する。北宋咸平刊本の原姿を伝える唯一の刊本で、 文化財としてまた三国志研究の基本文献として貴重である。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

これは以前、サイト「三国志ファンのためのサポート掲示板」で話題になっていた書籍だね。これを見ると、一部データでは韋曜が原著になっているようだね。裴松之注に当然、韋曜『呉書』が引かれているだろうし、陳寿が韋曜『呉書』からも採択しているだろうけど、書誌情報を入力するときの単なるミスだろうね。

・韋曜の呉書? (※「三国志ファンのためのサポート掲示板」内ツリー)
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1537

それから冒頭のブログに掲げられている、尾崎康「宋元刊三国志および晋書について」(『斯道文庫論集』No.16,1979年,p.315- 357)も機関リポジトリの方を下記にリンクしておこう。

・宋元刊三国志および晋書について:慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00106199-00000016-0315

この『三国志』呉書は現在確認されている中で最古の版本とのことだが、最古級の写本については下記関連記事参照のこと。

※関連記事 リンク:「三国志:最古級の写本、2巻同時に」(毎日新聞2010年10月13日)

※リンク追記
・STOP!違法ダウンロード
http://www.stopillegaldownload.jp/
※上記サイトから引用すると「CD等を購入したり、インターネット有料配信などを通じて購入できる音楽や映像であるにもかかわらず、違法な手段を用いて入手するケースは悪質であるため、厳しい刑事罰が科せられることとなりました。」とのことで、検索語句にzip,torrent(トレント),rar,lha,mediafire,pdf,DL(ダウンロード),nyaaを含む場合は違法な手段と見なされ、その上、経由した各サーバーにその記録は残り、後から罪に問われかねない。著作権や肖像権を侵害したBD・DVD自作ラベル、カスタムレーベル等を含む検索語句についても同様。

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