新・読み解き 三国志(2012年7月25日)

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上記の書店サイトの上記ページにあるように東方書店が発行するメールマガジン『書羅盤:チャイナブックナビゲーター』2012年第10号(総251号)その2(2012年9月25日発行)によると、廣済堂出版より桐野作人/著『新・読み解き 三国志』(ISBN:9784331654927)が発売したという。下記の出版社のサイト内の書籍ページによると、2012年7月25日に630円の発売だ。

・株式会社廣済堂出版 kosaido publishing
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※新規関連記事 真説三国志(1993年5月15日初版)

・新・読み解き 三国志 | 株式会社廣済堂出版 kosaido publishing
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上記ページから内容紹介文を下記に引用する。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『正史』の裏まで読み解く!劉備と孔明の間には本当に「三顧の礼」があったのか!?

小説、マンガ、ゲームと絶大な人気を誇る「三国志」。本書は、一般に知られている“演義"の世界観を踏まえつつ、“正史"に基づいて、時代背景、人間関係の真実に踏み込んでいる。特に重視したのは戦争の記述。図表、イラストをまじえ、難解な史実を著者の見解も合わせてわかりやすく解説。初心者からマニアまで楽しめる1冊。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「“正史"に基づいて」と書かれると反射的に「『三国志』『後漢書』『晋書』の注で引かれる史書やその他、同時代を対象にした史書はスルーか」と思ってしまい、思わず薄い内容を想像してしまう。こういう層も居ることは居るので、内容紹介文には注意が必要だね…ってレアケースか。あくまでも正史は史書群の一部ってことで。しかし『三国演義』のことだとおもうけど、「“演義"の世界観を踏まえつつ」とあって、そこらへんのムックとどこが違って売りはどこにあるのか見えにくい。私見だと値段の安いところかな、売りは。まぁ、内容にもよると思うが。

※追記 歴史人別冊 三国志 虚と実を徹底検証(2014年3月27日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/2538