※参照記事
激突! 三国志武将かるた(2009年7月)
サイト「月光楽園」の「つれづれ日記」で知ったこと。上記参照記事にあるようにそこのサイト管理人様を不用意に驚かせてしまった経緯があるので、特にリンクを張らないんだけど。
・新紀元社
http://www.shinkigensha.co.jp/
・図解 三国志
http://w3.shinkigensha.co.jp/books/978-4-7753-0916-2.html
上記出版社サイトの上記ページによると、2011年6月22日に新紀元社より藤井勝彦/著『図解 三国志』(F-Files No.031、ISBN978-4-7753-0916-2)が1365円で発売したという。同社の「F-Files 図解」シリーズというのがあるそうな。また同著者は下記の関連記事にあるような三国関連の書籍を執筆している。
※関連記事
三国志合戦事典(2010年12月22日)
前述の書籍ページから下記へ内容紹介文を引用する。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ひと口に『三国志』といっても、正史『三国志』と『三国志演義』があり、そのふたつから派生して漫画、小説、映画、ゲームなど、さまざまな形で世に出ています。本書では、混乱することもある『三国志』を一冊で理解してもらうために、『三国志演義』はあらすじを追って、正史『三国志』では何がかかれているのかを、章をわけて紹介していきます。また、正史『三国志』と『三国志演義』の違いもいくつか解説し、故事成語や武器と防具など雑学的なところも加えて、三国志に興味を持った人がライト感覚で読める一冊です。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『三国志』は『三国志』であり、『三国演義』は『三国演義』であり、それぞれそんな混ぜ物ではない。他の出版社にも言えることだが、いい加減、嘘を広めるのは止めて欲しいところだ。そもそも歴史書と小説を混同するだなんて、その出版社の常識を疑われるだろうに。引いては書籍の中身の信用性をも疑われてしまう。嘘を刷り込まれてしまうかもしれないと思うと、とてもじゃないけど「ライト感覚で読め」たものではないだろうに。
それにしても表紙からして冠を始めとした人物の姿が畫像磚石・俑などの出土史料に依拠した絵には見えなかったのは、『三国志』だけを対象にしたのではないからなんだね。
それならば、そんなタイトルにしなければ良いと思うんだけど。同社のシリーズ名を絡めたからなんだろうけど、結果的にありきたりのタイトルになっているし。しかしこういった図解の三国ものって、例えば下記の参照記事を見ると、気付けば両手で数えきれないぐらい出ているのではないかな。そういう意味でも多くの似たような図解ものがある中、この書籍を敢えて買う理由がまったく見えなくなるタイトルだね。
※参照記事
イラスト図解 三国志(2010年9月29日)
※追記
写真で見る三国志 英雄たちの足跡(2012年6月20日)
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