三極姫~乱世、天下三分の計~(2010年12月17日)

別件でたまたま見かけ、公式サイトを見てスルーしそうになったが、まぁ記録として書き残しておこう。

・Welcome to unicorn-a!
http://www.unicorn-a.com/

上記の美少女アダルトゲームブランド「ユニコーン・エー(ゆにこーんえー)」のサイトによると、2010年12月10日にWindows 7/Vista/XP 日本語版(要DVD-ROMドライブ)用の美少女歴史シミュレーションアドベンチャーゲーム『三極姫~乱世、天下三分の計~』が10290円で発売するという。
※追記。11月29日の更新履歴によると、発売日が「2010年12月10日」から「2010年12月17日」に変更になったそうな。
ゲームの対象が18歳以上だから、直接公式サイトにはリンクしていないが、上記のブランドサイトからアクセスできる。

それでタイトルに暗喩されているように「三国志演義の世界で美少女武将が群雄割拠!!」(公式サイトより)のゲームだそうだ。ブランドサイトを見ると先に戦国シミュレーションアドベンチャー『戦極姫~戦乱の世に焔立つ~』が二作品もさらにスピンオフ作品も発売されているので、日本の戦国時代の次は中国の三国時代って流れなんだろうね。
それで「シミュレーションアドベンチャーゲーム」って何?と思ったんだけど、公式サイトを見ると「アドベンチャーパートとシミュレーションパートでゲームが進行する」(公式サイトより)という。
アドベンチャーゲームでこの手のゲームは例えば下記関連記事にあるように『恋姫†無双』シリーズを連想するが、それとは違って、公式サイトを見る限りこちらは全部が全部、三国時代の人物を女性化した訳ではなさそうだ。例えば馬岱は男性に見えるし。

※関連記事 真・恋姫†無双~萌将伝~(2010年7月23日)

※追記 三極姫(2011年8月23日-)

※追記 三極姫~三国乱世・覇天の采配~(2011年12月22日)

※追記 三極姫2~天地大乱・乱世に煌く新たな覇龍~(2012年7月27日)


それと機種依存性文字回避のためだろうけど、「公孫瓚」が「公孫讃」と誤っていたり「賈詡」が「賈駆」と誤っていたりするのも『恋姫†無双』シリーズを連想させるね。あと公式サイトの「武将紹介」の各キャラの説明に「史実人物説明」とあって作中のキャラの元になった人物の説明をする意気込みは評価するが、小説の『三国演義』内の説明も「史実」とするのは誤解の元だね。あと一騎討ちがあって、そこでは「脱衣演出」だって。さすがその対象年齢。

※追記。『三極姫~乱世、天下三分の計~』を誤った検索語句「三国姫~乱世、天下三分の計~」や「戦極姫~乱世、天下三分の計~」をよく見かけるので注意が必要(…とここで書いてもそういう人に限ってよく読まないだろうから気付かれないだろうが)。あと「三極姫~乱世、天下三分の計~ 回避」という検索語句が見られて何かと思ったら、つまり製品には一部問題があってそれを回避したいってことだね。今日付けで前述のメーカーサイトあるいは公式サイトで「「三極姫~乱世、天下三分の計~」Ver1.01アップデータ」が配信されているので、それを使えば良いんだけど、公式サイトをチェックせず検索で済まそうとする怠慢な方だから、この文までちゃんと読んで気付くとは思えないけど実際、どうでしょ。あるいは、おそらくコピーガード(ユーザー登録も?)を回避やら除去やらをするという違法行為に繋がることを検索しているという可能性もある。そうだとすると、こういうのを目の当たりにすると、イヤ~な気分になる。

※追記。2011年1月27日から急に「三国姫」という検索語句が増え、正しい検索語句となる「三極姫」がほぼ無くなった。「三極姫」への遮蔽効果と相俟って、どこかのハブ的ウェブページで思慮の浅い誰かが「三国姫」という誤った語句を記したからだろうね。

何を以て「美」とするかは人それぞれだろうが、個人的にはあんな眼球がでかくて人間離れしたデフォルメだとこれから先も「美」とは思わないだろうな。伊藤剛『マンガは変わる “マンガ語り”から“マンガ論”へ』(青土社2007年12月28日)P.264で言うところの「アニメ絵目」がこれから先も無い状態。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/1856