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  •  zip,torrent(トレント),rar,lha,mediafire,pdf,DL(ダウンロード),nyaa等を含む検索語句(違法なフリーライド・無料閲覧関連)、あるいはBD・DVD自作ラベル、カスタムレーベル等を含む検索語句(著作権・肖像権侵害関連)に関する調査・研究

結果
他のアンケートを見る | 79 投票 | 0 コメント

アイディア:公認DVDラベルメーカー


  • 2010年11月 5日(金) 00:34 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    10,425
テレビ ・ドラマ「三国志」公式サイト
http://www.sangokushi-tv.com/

※関連記事 「三国志」前篇 DVD-BOX(2010年12月10日)

 上記関連記事にあるように、原題が『三国』なのに邦題を『三国志』としてしまったせいか、SEO的に従来の三国ドラマと混同されてしまっており、その対策なのか、最近、柔軟にも英語を付けたタイトルを推すようになったこと(むしろ既成事実にしようとしている?)でお馴染みのドラマ『三国志 Three Kingdoms』のレンタルが2010年10月27日に始まった。
 いきなり販売せずレンタル主体で収益を図るビジネスモデルのおかげで、気付いたのだが、下記関連記事の追記で触れたように、アクセスログを見る限り、結構、「自作ラベル」(自作DVDラベル、自作レーベル、カスタムラベル)の習慣が浸透しているようだ。

※関連記事 メモ:自作レーベルor自作ラベル

※追記 十大三国志ニュース2010 後編

※追記 時代劇特選「三国志」(1995年4月-)

※追記 三国志 Three Kingdoms(衛星劇場2011年4月18日より毎月曜2話ずつ全95話)

※新規関連記事 メモ:邪馬台国サミット2021(NHK BSプレミアム2021年1月1日)

 それが判る具体例は、次の図のようにドラマ『三国志 Three Kingdoms』の自作ラベルに関わるアクセス数の変遷となる。レンタル開始日の2010年10月27日を中心に前後7日、計半月程度の範囲でプロットしたのだが、レンタル開始日の前日を境に急激にアクセス数が増えていることが判る。



 この図を作るに当たって、拙作「現代日本における三国要素の変容と浸透──アクセス集計を事例に」(『三国志研究』第五号, 2010年9月11日)にあるような三段階の分類を用いず(今回、その方法にしても意味がない)、「三国志」と共に、ドラマ、DVD、three kingdoms、第1部、群雄割拠、前篇、中原逐鹿、赤壁大戦等のどれかの語句が混じれば、ドラマ『三国志 Three Kingdoms』に関する検索語句と見なし集計した。また、それに、ラベル、レーベル等の検索語句が加われば、このドラマの「ラベルorレーベル」の検索語句と見なし集計した。つまり、「ラベルorレーベル」の集計グループは「ドラマ『三国志』」の集計グループに包括される関係となる。また「自作」、「カスタム」、「画像印刷」の検索語句を含む集計グループも設けようと考えたが、「自作」が含まれずともラベルやレーベルが混じれば、「自作ラベル」を求める意図が読み取れるので、今回、割愛した。また単に「三国志 ラベル」といった検索語句は他の三国作品の自作ラベルを求めている可能性が高いため(例えばアニメ『最強武将伝・三国演義』の自作ラベル)、今回、集計しなかった。
 集計元は当サイト「三国志ニュース」のアクセスログであるため、サイトの内容依存性が高いだろうが、それでも前述の図において「ドラマ『三国志』」へのアクセス数の多くの割合が「ラベルorレーベル」のアクセス数で占められていることが明確に示される。またこの図においてのピークはレンタル開始日の10月27日とその二日後の29日金曜日の二つに見られる。後者のピークは新作レンタルDVDのレンタル期間、もしくは土曜日日曜日を前にした金曜日という曜日に関係するのかもしれない。ともかくレンタル開始日の前日を境とした急激なアクセス数の増加は、DVDのレンタルに深く関係し、特に「自作ラベル」を求める人々によって支えられた結果だと判る。なぜそれ程、「自作ラベル」が求められるかというと、レンタルしたDVDを後で繰り返し見る目的、あるいは所有欲を満たす目的で、レンタルしたDVDを「私的使用を目的とした複製」を行い(つまりDVD-R等にコピーあるいはダビングし)、その複製したDVDに貼るのに「自作ラベル」が使われるといった流れであろう。あと、そういう目的で検索する場合は各サーバーで記録がのこることをきっちり自覚して欲しいところだ。

※訂正に近い追記。私自身、普段レンタルを利用しないんで、前提条件で思い違いしていたんだけど、そもそも一般的なDVDにはコピーガード(いわゆるDRMというやつか)が施されているだろうし、DVDのパッケージには「私的使用を目的とした複製」なんて一切書かれず単にDVDの内容の複製の禁止を唱っている。つまり通常であれば、DVDの複製ができないわけだから(なのになぜ「ラベル」という検索語句が増えるかというツッコミどころは残るんだけど)、この記事の前提から崩れており、以下の文の終わりの方は意味がないことになる。そもそもデジタルメディアでは私的でも複製をも認めてしまうと、レンタルビジネスが揺らいでしまうのかな? 記事自体消しても良いんだけど、記録の意味でも残しておこう。

 「自作ラベル」自体は個人の範囲であれば何ら問題はない。加えて「自作ラベル」に他人の著作物(つまり画像等)を使用しなければ、あるいは著作者に許可を取れていれば何ら問題はない。しかし、検索すれば明らかなようにネットにおいての「自作ラベル」とは得てして無許可の画像、つまり著作権、版権、肖像権を侵害するものとなっており、それらをネットで公開している、あるいは違法性を知りながらそれらをネットで探している時点で公と通じており、いわゆる「私的使用を目的とした複製」の範疇を越えており、違法性が出てくる。そのため、前述の図は違法行為の動向を如実に表したものとなってしまっている。そのDVDの中身をネットに公開するのは明らかな違法行為であり、近年、社会問題として一般にも知られているが、その画像のネットでの無断公開については、親告罪ともあって多くは取りこぼされており、また認知度も低いこともあって、罪悪感がより低く、結果、「自作ラベル」の習慣の浸透に歯止めが利かなくなっているのだろう。

 これと同じように、それ自体、違法性を含まないが、現実では違法性を多分に含む用語に「オリカ」というのがある。それは下記関連記事で少々、触れたように、三国要素としては『三国志大戦』のファン層に浸透していた。

※関連記事 城門突破~これが私の奥義です~(2008年9月15日東京)

 ところが著作権、版権に抵触しないよう注意書きを入れた上で、「オリカ」の魅力的な所を取り入れた商品が発売されていることに気付く。それが下記公式サイトにある『オリカギア』だ。

・ORICAGEAR オリカギア
http://www.megahouse.co.jp/oricagear/

 上記サイトには下記に引用するように著作権、版権に抵触しないよう具体的な注意事項が掲げられている。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪注意事項≫
本製品は、あくまで個人で楽しむ製品です。
漫画・アニメのキャラクターや他人の顔写真などを用いて作成したカードを、権利者や本人の許諾なく第三者に譲渡・貸与し、公に展示、又はホームページやブログ等に掲載したりすることは、著作権法等関係諸法規に抵触し、民事上・刑事上の責任を追及されるおそれがありますので、絶対におやめください。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 また前述の関連記事で触れたように、映画『レッドクリフ』では、「映画『レッドクリフ』予告編メーカー」というサイトを用意し、映画の一部の著作物となる、映像、音楽、画像を素材として開放し、限られた部分で消費者側が自由に組合せ動画(つまり自作予告編)として発信できるサービスを提供している。

・映画『レッドクリフ』予告編メーカー
http://redcliff.qoolie.jp/

※参照記事 『その時歴史が動いた』三国志クライマックス!(2008年10月8日) via 「英傑群像」
 ※この記事のコメント覧参照

 ここまで並べれば、この記事のタイトルが「アイディア:公認DVDラベルメーカー」となっているので、これから何を記そうとしているか明白だろうけど、一応説明していく。『オリカギア』は違法行為を封じた上でその魅力、例えば創作の魅力等を取り込んだ製品となり、それに対し「映画『レッドクリフ』予告編メーカー」は本来、違法行為となる部分を一部、合法化し、つまり宣材を消費者にある範囲内で自由に使わせ、クリエイティブな感性を刺激し、結果的にサイト自体が『レッドクリフ』への多くの関心を集めるPRとなっている。ここではどちらかというと後者の方式を採用し提案していきたい。

 つまりドラマ『三国志 Three Kingdoms』の配給会社が主導し、ドラマの一部の画像、ロゴ等を自由に使って組み合わせてラベルを作れるサイト、いわばネット上に「公認DVDラベルメーカー」を公開するのはどうだろう。つまりはアンダーグラウンドに潜らせるよりは、多少のリスクを織り込んだ上で率先して明るみに出しそれを逆利用し販促に繋げるという方法だ。そのサイトを開発し公開するまでの時間がレンタル期間中の効果的な時に間に合わない、あるいは開発の資金の目処が立たない場合は、妥協案として、壁紙(ウォールペーパー)、携帯待ち受け画面、ブログパーツを公開する案もある。
 素人考えで、レンタルを主軸としたビジネスモデルであれば、「私的使用を目的とした複製」は織り込み済みだろうし、また一見、レンタルを推奨する仕組みで販売の売上を妨げる提案になっているが、それよりまずドラマ『三国志 Three Kingdoms』をより多くの人に認知させた上で、それを通じ特典や同梱付加商品も含め販売DVDの魅力を伝えていき売上アップを図った方が効果的のような気がする。今流行りの「フリーミアム」(Freemium)を気取っている訳ではないが、ラベルを無料で作れるというのは、話題性があり三国志ファンだけでなく東アジアドラマファンへも浸透力があるだろう。つまりサイト自体にプロモーション(販促もそうだが何よりレンタル促進)の効果が見込まれ、また自作ラベルにリンク用URL(ページと画像両方)、評価ポイント覧やコメント覧を設けるなどしてコミュニティの要素を付与すれば、ドラマ『三国志 Three Kingdoms』への関心を長期間、保持する効果も見込めるだろう(例えば、登場人物や出演者へのファン熱を高めたり保持したりできる)。販促のパンフレットやプロモーションDVDを懸賞にしたり配布したりするよりは、敷居が低く引いてはより多くの人へのドラマ『三国志 Three Kingdoms』情報の浸透(認知や関心誘起)に繋がると思われる。これについて思い付く第一の問題点はやはり著作権、版権、肖像権の権利関係だろう。前述の「映画『レッドクリフ』予告編メーカー」が実現できたのだから、できない道理はないと思う。
 それが使われる見込み、つまり需要について冒頭に掲げた図を根拠にするにはアクセス数の絶対量的に弱いだろうが、ネットの片隅の一サイトでレンタル開始日の前日である10月26日を境とした急激なアクセス数の増加が表れるほど、「自作ラベル」の文化が浸透していることを考慮して欲しい。

※リンク追記
・STOP!違法ダウンロード
http://www.stopillegaldownload.jp/
※上記サイトから引用すると「CD等を購入したり、インターネット有料配信などを通じて購入できる音楽や映像であるにもかかわらず、違法な手段を用いて入手するケースは悪質であるため、厳しい刑事罰が科せられることとなりました。」とのことで、検索語句にzip,torrent(トレント),rar,lha,mediafire,pdf,DL(ダウンロード),nyaaを含む場合は違法な手段と見なされ、その上、経由した各サーバーにその記録は残り、後から罪に問われかねない。著作権や肖像権を侵害したBD・DVD自作ラベル、カスタムレーベル等を含む検索語句についても同様。

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