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三國志研究第五号(2010年9月11日)


  • 2010年9月17日(金) 23:08 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,352
研究 ・三国志学会
http://www.daito.ac.jp/sangoku/

※関連記事 三国志学会 第五回大会(2010年9月11日土曜日 二松学舎大学)

 上記関連記事に書いたように、「三国志学会第五回大会」にて例年通り、会員には会費と引き替えに三国志学会機関誌『三国志研究』第五号が渡された。
 『三国志研究』は上記サイトにもあるように汲古書院で購入できるそうな。下記の汲古書院のサイトでは今のところその情報はないけど、まぁ問題ないのだろう。

※追記。 上記三国志学会サイトによると、「A4・198頁/ISSN 1881-3631」とのこと。

・株式会社汲古書院 古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/

 それで『三国志研究』第五号の内容は、その目次から下記へ引用するようになっている。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
講演
 川合 康三  身を焼く曹植

論考
 並木 淳哉  蜀漢政権における権力構造の再検討
 高橋 康浩  韋昭「博奕論」と儒教的理念
 島田  悠  孫呉滅亡後の三呉──西晋の三呉支配
 上原 究一  「漢兒」になる張飛──金末の張飛人気と「燕人」の来減
 竹内 真彦  青龍刀と赤兎馬──関羽像の「完成」過程
 中川 諭   黄正甫刊『三国志伝』三考
 後藤 裕也  余象斗本『三国志演義』評語小考
 田村 彩子  川劇三国戯「上方谷」をめぐって
 藤巻 尚子  『太平記鈔』における三国志の享受──『太平記賢愚鈔』との比較を始点として
 清岡美津夫  現代日本における三国要素の変容と浸透──アクセス集計を事例に

文献目録
 朝山 明彦  関帝信仰研究文献目録【和文編】

資料整理
 後藤 祐也  余象斗本『三国志演義』評語翻刻

翻訳
 増田真意子  周澤雄(著)「文和乱武」──詐欺師的策謀家から有徳の大臣へ

雑纂
 三国志迷いの旅(四)──案徽・江蘇の旅
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 前号の『三国志研究』第四号には2009年5月15日金曜日に開催された「第53回国際東方学者会議 東京会議」シンポジウムVI「漢魏交替期における社会と文化」をまとめたものが含まれていたので、さすがにそれに比べれば薄くなっていいるが、いつものように一年前の第四回大会の内容が講演や論考として盛り込まれる。藤巻先生の分に限れば、今回の第五回大会の分の報告が含まれる。それから前回に引き続き「翻訳」枠があるのは興味深い。

※関連記事 三國志研究 第四号(2009年9月)

※追記 韋昭研究(2011年7月)

※次号 三國志研究第六号(2011年8月27日)

※追記 ノート:三国志学会 第五回大会(2010年9月11日)

※追記 ノート4:三国志学会 第五回大会

 個人的には、下記の関連記事にある村田先生の報告が論考になっていると期待してたんだが。

※関連記事 三国志学会 第四回大会ノート3


 それで自分の論文の話。

 制作の苦労話やら反省点やらとりとめなく書けそうなんだけど、そういった誘惑に気持ちを委ねず、簡潔に説明するように努めよう。
 まず下記関連記事で書いたように、別に普段から『三国志』に関する研究をしている訳ではないので、論文の前段階としての研究報告の話を2009年2月に頂いたとき、すぐにテーマ自体を思い浮かべずに居たが、ふと思い付いたのが、

「一サイトのアクセス解析に見られる近年における三国志ブームの一側面」

というものだった。

※関連記事 三国志学会 第四回大会プレノート

 上記関連記事には明記していないが、「三国志ブーム」と言えば江戸時代の『三国演義』のものを連想し、当初から上田望先生のご報告「日本における『三国演義』の受容」が念頭にあった。

※関連記事 メモ:KURA(金沢大学学術情報リポジトリ)

 発表の準備としてアクセス集計の作業をしている中、段々とこういった受け手に関する記録を残さないと、後々の世まで残らないよな気がしていた。江戸時代の『三国演義』で辛うじて送り手による情報は残っているものの、どのように受容されたか自体の記録は意外と少ないと感じたためだ。突き詰めて考えると、現代は情報社会で何でもかんでも残りそうな時代だからこそ、送り手の情報より受け手の情報は、少なくとも総括的な面で残り難そうに感じつつあった。そのため、作業を進める度に、今、記録しておかないと忘れ去られてしまうといった妙な使命感を帯びてしまい、それを原動力に発表の準備をしていた。
 下記関連記事にあるように発表では2005年3月から2007年12月までのデータに基づいていたものだったが、そういった記録への変な使命感から翌年刊行される機関誌用の論文にはなるべくデータを入れ込もうと思い、2007年12月までのデータを2009年12月までと二年拡張した。

※関連記事 三国志学会 第四回大会ノート1

 単にデータに見えることだけを記述すると、私の発表や論文が事例集に留まってしまう恐れがあり、そこに見える現象を説明する論を考えるよう努めていた。情報の流れを明確にするため、アクセス集計以外からのデータも利用しあれこれモデルを立てていた。論文作成の際に、そのモデルに基づいて情報の収支をとって微分方程式を起こし、それぞれのピークについて方程式から得たそれらの係数をリストアップして何かを論じようと息巻いていた。しかし、上記関連記事で挙げたレジュメの段階でがすでに原稿用紙50枚以上あり、論文の規定枚数が60枚以内でありそういった余裕もなかったし、何より頭でっかちで意味のない論になりそうなので、思い留まった。それでも仕上がった論文は単語レベルで長さを切りつめた上、序言が冗長だが結言が唐突に短く終わる竜頭蛇尾のバランスの悪さを露呈しているが。
 そういった理系的アプローチを思い付いたのは、密かに自分の意欲を高めるためだけのテーマ、いわば裏テーマとしては、大会の発表前から「理系パロディー」にしよう、なんて思っていた素地があったからだ。裏テーマとあって特に発表や論文の本筋に影響を与えるようなものではなく、ピーク、依存性、遮蔽、律速段階、カットオフ等、理系用語を使ってやろうと漠然と思っていたし、形になった理系的なものは数あるグラフ群だろう。不慣れな編集ソフトだったため、一部、グラフの画像にお見苦しい点があるのが心残りだが、そこらへんの裏テーマは伝わる人には伝わったかと思う。
 私がどこの研究機関にも所属している訳ではないので、私が行動を起こさない限り、この研究テーマ自体は特に継続性のあるものではないのは残念だが。

 学会にありがちなことに、学会費とは別に発表に際しての参加費を要したり、機関誌に論文を載せるのに掲載費が生じたりすることがあるが、三国志学会はそういう費用を支払うことはなく、その点、安心して学術的な活動を行える。
 逆に『三国志研究』第五号がいくら売れても、私の元へは一円も入らないわけだけど、それより余りある価値の名誉を得たと言えるだろう。

 とは言っても、次の著作活動は機会があれば何かお金になることをしたいところだね…とこんなネットの端っこで書いたところであまり意味はないが。

※追記 管理系:話題(記事のカテゴリ)を変更

※9/29追記。前述の三国志学会公式サイトの投稿規定に「10.抜き刷りは、30部を贈呈する。」とあるように(※三国志学会第五回大会によるとこれも間もなく更新予定とのこと)、有り難いことにレターパックで送られてくる。一般的に研究者であれば、自らが所属する学術領域で学会の大会などの学術催事において、名刺交換的に同業者と抜き刷りの授受を行ったり、あるいは共同研究などの学術交流で授受を行ったりするのだろうけど、清岡にはそれに該当する学術領域はなく抜き刷りを活用する機会がないような気がする。それに三国志学会を通じてでは相手が皆、『三国志研究』第五号を持っているだろうし。この抜き刷りを有効活用する一つの案として、どうせなら論文公開キャンペーンとか何とか銘打って、清岡に三国志関連の仕事を依頼すると、漏れなく先着30名様にこの論文の抜き刷りが付いてくるとかどうだろう。

※追記 早稲田大学の入試で『三国志』

※追記 三国群英伝ONLINE(2008年1月29日-)

※追記 人物関心ランキング(2005-2009年)

※追記 横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築 問題意識と目的 初稿

※追記 三国志ファンのためのサポート掲示板十周年(2013年5月16日)

※追記 横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築 問題意識と目的 初稿

※追記 メモ:レキシズルバー

※追記 メモ:三国志フェス2011 昼まで(2011年9月10日)

※追記 味わおう!『三国志』の世界(2013年9月20日-10月18日)

※追記 レポ2:九州三国志忘年会(2013年12月29日)

※追記 レポ:7/26北九州 兀突骨で酒池肉林?! ラウンド1(2014年7月26日)

※追記 レポ:7/26北九州 兀突骨で酒池肉林?! ラウンド3(2014年7月26日)

※追記 三国志学会 第十回大会(2015年9月5日12日土曜日)

※追記 三國志研究第十号(2015年9月5日)

※新規関連記事 三国志ニュース16周年(2020年10月22日)

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