「水煮三国志」
成君憶/著、呉常春・泉京鹿/訳
1680円
2005年7月発行
ISBN4-8207-1639-5
株式会社日本能率協会マネジメントセンター発行
・株式会社日本能率協会マネジメントセンターのサイト(出版情報)
www.jmam.co.jp/pub/
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サイト「白夜の鐘楼」の「diary」でこの本のことを知りました。
・「白夜の鐘楼」
http://midnightsun.velvet.jp/
表紙には赤い文字で「中国ビジネス思想の源流を知る」と書かれているようによくある三国志からビジネスの秘訣を知る、みたいな本のようだ。
そして内容も紹介文から推察するに、これまたよくあるように「三国志」からと銘打ちつつ「三国演義」から題材を得ているようだ。
※出版サイトでの紹介文において、「三国演義」ではなく、「三国志」を「四大古典小説」としているあたりからその兆候が……いや、もしかして本の中身は違うかもしれないけど。
ただ、日本人が書いたビジネス書ではないところが目新しいところだろうか。本の帯に「中国で110万部を超える大ベストセラー」(※素人的な疑問だけど中国では110万部でベストセラーなんだろうか)って書いてるし。
それと気になったのが、これまた出版サイトでの紹介文。「大企業の曹操、中小企業の孫権、ベンチャー企業の劉備にたとえて展開するビジネス小説仕立て」ってあたり。
実は内容は物語調で、いろんな意味で楽しんで読めるのかな。章のタイトルも面白そうなものばかりだし。書店で手にとって中身を確かめるのが楽しみだ。
個人的には第11章の「曹丕の不倫騒動」ってあたりが気になる。
※追記
人を動かす劉備 合理主義の曹操(2009年11月28日)
※追記
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んまぁ、NINJAで気付いてくれると幸いです。
『水煮三国志』は本屋で見かけました。でも『中国古典にもらった不思議な力』をチラリと読んで凹んでいたときだったので、チェックする気力がなく(苦笑)
『水煮』あとで気になって調べてみたら、清岡さんには申し訳ないですがあまり評判的にはよろしくないようです(汗)
それから中国では基本的に出版業も当局に握られている上、本離れも激しいので、110万は優秀といえるのではないでしょうかね(^^;)
お釣りの差し出し、お疲れさまです(笑)…って冗談はともかく一人だと心もとないので助かりました。
(※呂珪さんのブログ参照)
と、水煮の評判、調べたのですか?!
それこそいろんな意味で楽しそうですが(笑)
個人的には「中国古典にもらった不思議な力」もいろんな意味で気になりますね。
それからやっぱりそういう政治的背景があるんで110万は売れているんですね。
情報、ありがとうございます。