下記出版社サイトによると、2009年11月16日にPHP研究所より『いっきに読める三国志 豪勇無双の男たちの覇権をかけた物語』(ISBN978-4-569-77528-9)が1680円で発売されたという。
・PHP研究所
http://www.php.co.jp/
※関連記事
劉備 趙雲 諸葛亮 周瑜 曹操 関羽(2009年5月8日)
サブタイトルに「物語」とあるが、上記サイトの解説を読むと、小説というわけでもなさそうだし、かといって、「訳」表記がないため、陳寿『三国志』を訳していると言うわけでもなさそうで、解説では、下記に引用するような説明がされている。
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また、正史『三国志』本来の紀伝体を編年体に改めたつくりとしているので、黄巾の乱から晋による天下統一までの流れを時間を追って、しかも短時間に読むことができるようになっている。
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短時間ってどれぐらい? と反射的に疑問を持つんだけど、出版社のサイトの表紙の写真(帯部分?)にその答えがある。下記に引用する。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
正史『三国志』が
3時間で読める!
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こういった時間制限のある煽りの三国志関連で、今までうまく書けているものを個人的に見たことないんだけど(詰め込みすぎか端折りすぎ)、これはどうだろね。それにしても下記関連記事にある『2時間でわかる「三国志」と古代中国』が毎時270円なのに対し、この『いっきに読める三国志』は毎時560円という驚くべき消費の速さだ!(笑)
※参照記事
2時間でわかる「三国志」と古代中国(2007年10月17日)
※追記
週刊 三国志 ~芸術鑑賞会にむけて~(2010年10月15日-12月17日)
※追記
三国志の〈兵法〉のことがマンガで3時間でわかる本(2008年5月18日)
※追記
一気読み! 三国志のすべて(2015年7月2日)
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