・東洋史研究会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/toyoshi/
・2009年度東洋史研究会大会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/toyoshi/contents/taikai2009.html
※関連記事
「魏晋南北朝時代における冠服制度と礼制の変容」ノート
上記サイトのページにあるように2009年11月3日火曜祝日に「2009年度 東洋史研究会大会」があって、上記関連記事の昨年と違って、今回は個人的に興味のある発表がなかったものだから、行かないつもりだったけど、知人とその話をしていたら、(本人は否定するだろうが)誘われた形になったものだから、足を運ぶことになった。結果的に漢代と南朝に関する三報は自分の興味範囲に入っていて興味深く聴けたんで良かったんだけどね。
それでもそれらの発表についてノートなり何なりこのサイトに情報を残すことはサイトの主旨に大きく逸脱しそうなので、どうするかは保留する。それよりサイトの主旨に近いと思われる、書店の出店についてメモを残す。この記事から『三国志』関連の専門書をネットを通じ探す際に活用してくれると幸い。
※関連記事
第33回 秋の古本まつり(京都古書研究会)
ちなみに上記関連記事にあるように、京都大学本部構内から今出川通を挟んで北にある知恩寺では同日に「第33回 秋の古本まつり」が行われているんで、それを思い「東洋史研究会大会」での出店状況を見ると、その多彩さから、さながら「中華書籍まつり」といったところだろうか。
「東洋史研究会大会」の会場は京都大学文学部新館第三講義室(二階)だが、受付、出店、休憩室は一階の別室にある。そこは西側に出入り口が二つあって、北の入口が休憩室用、南の入口が受付用となっている。中へ入ると、南北がパーティションで区切られている。休憩室は北半分の、さらに絞って西三分の二ぐらいのスペースをとっており、残りのL字型のスペースは受付と出店に割かれている。
休憩室にはテーブルがいくつかあって、それぞれの上に菓子が少量あって、西側の壁際にはお茶や果汁入り清涼飲料水が飲めるコーナーがあって、北側にはイスが並べられている。私が初め行ったときには誰も休憩していなかったんで、利用に気が引けたんだけど、休憩室に入った二回目では結構、利用されていたので、悔やまれるところ。
南の入口から入ってすぐの西南のところで受付テーブルがあった。上記サイトにも書かれているように大会参加費は500円。知人の話によると、それについてあらかじめ御了承していない、カジュアルな服装の方三名がいらっしゃったようで、それは受付近くで自らの内なる不平を音声として表現されていたことから知り得たそうな。ちなみに懇親会費は別。
その受付と同じスペース、東側は学会誌『東洋史研究』の販売をしており、第65巻以前のバックナンバーは昨年と同じく100円で販売されていた。前述の東洋史研究会のサイトにある「『東洋史研究』既刊目録」→『総目録』のページを見ると1000円から1700円の単価なので、9割からおよそ9割4分引きで購入できるという破格の値段だ。新しい巻は北側のテーブルに平積みで置いてあったが、それ以外、見あたらなかったので、売ってないのかと思ったら、実は東側のテーブルに立てて置いてあった。50巻以降の論文タイトルをチェックしていただけで、全巻揃っているのかどうか確認しなかったが、今、『総目録』のページを見ると、「品切」がいくつかかあるし39巻以前はリストに上がっていない。「第33回 秋の古本まつり」で購入した『東洋史研究』を見ると、すでに品切になっている巻もあったんで、すべてが高い買い物でもなかったようだ。尤も古本で購入したものでも通常価格に比べれば破格の値段だが。来年もそうしてくれるよう期待しておこう。
※追記
メモ:「前漢後期における中朝と尚書」
※追記
メモ:「両漢時代の商業と市」
※追記
リンク:「胡広伝覚書」
※追記
メモ:「漢代明經考」
※追記
赤壁地名考―孫呉政権と江南の在地勢力(2011年11月3日)
『東洋史研究』についてばかり気が向いていたので、書店の位置は東方書店、中文出版社、朋友書店について合っているかどうか記憶に自信はないけど、まあそれは記事の本質ではないので、誤り覚悟で以下、紹介していく。
まず受付の東には東方書店があった。
・中国・本の情報館~中国書籍の東方書店
http://www.toho-shoten.co.jp/
※参照記事
三國志訂補(24種263卷)(USB盤)(2009年5月)
東壁に沿って、その北に思文閣出版があった。京都大学本部構内から東大路通を挟んで西にある思文閣会館では11月1日から同日まで思文閣大文化祭(展示販売)が開催されていた。
・思文閣出版ホームページ
http://www.shibunkaku.co.jp/shuppan/
さらに東壁に沿って、その北に朋友書店があった。今、ネットを見てみると、「hoyubook.co.jp」というドメインはあるんだけど、ウェブサイトは見あたらない。
そこから北壁に沿って、通路を挟んで西には汲古書院があった。『三國志研究』やお馴染みの書籍が平積みされていた。
・株式会社汲古書院
http://www.kyuko.asia/
※参照記事
株式会社汲古書院のサイトオープン(2009年1月30日)
三國志研究 第四号(2009年9月)
その南に中文出版社があった。
・中文出版社
http://www.chinesebook.co.jp/
北のパーティションに沿ってそこから西に行くと、高畑書店があった。
・台湾・中国・韓国書籍 高畑書店
http://www.takahata-shoten.com/
北のパーティションに沿ってそこから西に行くと、京都大学学術出版会があった。通路を挟んでちょうど受付の北にあるので、これで一周回ったことになる。
・京都大学学術出版会
http://www.kyoto-up.or.jp/
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