※スペイン前節・ グループBではウルグアイが対抗(2013年6月17日の雑記)
※タヒチ前節・ 日本では注目されにくいカード(2013年6月18日の雑記)
NHK-BS1で FIFAコンフェデレーションカップ2013 1次リーグ グループB スペイン×タヒチ 現地時間2013年6月21日16時キックオフ。ブラジル、リオデジャネイロ、 マナカナン・スタジアム 解説/実況 山本昌邦/杉澤僚
スペイン4-3-3 デル・ボスケ監督
23 レイナ
5 アスピリクエタ、2 アルピオル、15 セルヒオ・ラモス(キャプテン)、19 モンレアル
13 マタ、4 マルティネス、20 カソルラ
21 ダビド・シルヴァ、9 フェルナンド・トーレス、7 ビジャ
タヒチ3-4-3 エタエタ監督
1 ロシュ
4 ルディヴィオン、10 ヴァラル(キャプテン)、17 ジョナタン・テハウ
12 ルメール、7 ブールバル、6 カロワヌ、16 アイタマイ
3 ヴァイリュア、2 アルバン・テハウ、13 チョン・フェー
スペインが初戦から10人換えたと聞いたとき、なめなめだな、と思ったけど、充分、名前のある選手ばかりだった。こういうときに力を発揮するトーレス、それにプレミアで活躍したマタ。どうなるか。スペインの国歌に歌詞はないんだよね。だからアンセムって表現しているのかな、杉澤さんは。現地ではタヒチに歓声があがっているそうで。タヒチは初戦から2人換えたとかで。スペインのユニフォームはアディダスで赤シャツ青パン赤オレンジソックス、タヒチのはナイキで全身白。
タヒチのキックオフで左奥へ蹴り込む。スペインの裏に抜けるパスはオフサイド。さて見ているこっちもどこまで集中力がもつか。1分、左からのスペインのパスはキーパーキャッチ。2分、タヒチの右からのクロスは弾かれる。完全にマラカナンはタヒチ応援と杉澤さん。そりゃ今大会でのブラジルの対抗だからね、スペインは。それを考えたらブラジル×イタリア戦はこわいな。4分、左に張ったトーレスがワンツーでボックス内に進入し、クロスの位置で体の向きを少し変えるフェイントで角度のないところでシュートに行き、左端に決め込む。1-0でスペインの先制。6分、マークを外してトーレスがボックス右外からのクロス。ビジャに届く前になんとか弾く。8分、ヴァイリュアが左サイドのラインギリギリでドリブル突破し、ファールを誘う。10分、スペインの縦パスでビジャが頭で前へ落としトーレスがボックス進入。そのシュートは外れる。11分、縦パスをボックス左で受けてビジャがクロス、弾かれ、タヒチが速攻。左に渡り、ボックス進入するが転ぶ。ノーファール。12分、スペインの左からのクロスを弾く。17分、スペインの右からの折り返しのクロスにトーレスが飛び込むもその前にキーパーが体を投げてボールを押さえる。手を痛がるロシュ。リプレイだと踏まれた模様。しばし中断。21分、スペインの右からのクロスを弾いてカウンター。センターラインにてファールで止められる。24分、タヒチのカウンターで、チョン・フェーがボールを長く運び、相手のファールを誘う。距離のあるところでフリーキック。25分、ヴァイリュアがキッカー。壁に当たる。29分、自陣ボックスからタヒチのカウンター。バイタルまでいけず。結構、これが定型になりつつある。30分、右寄りでトーレスが抜け出す。左のビジャへのパスはカット。30分、ビジャがバイタル左で横切り、逆サイドへのスルーパス。ボックス右のシルヴァに通り、冷静に左へ決める。2-0でスペインが差を広げる。ビジャのスルーパスがディフェンダー二人を横に抜くパスだと山本さんが指摘。低い位置から、カットするスペイン。右サイドでトーレスが、返しが長いワンツーで抜け出し、キーパーがボックスの外へ飛び出すカットを試みると、ジャンプしてかわしてトーレスが流し込む。3-0で差をつける。38分、スペインが左からクロス。中へ三人飛び込み、ビジャが流し込む。4-0で差を付ける。44分、カソルラにイエローカード。45分、タヒチが右から速いクロス。キーパーキャッチ。ビジャがボックス左から浮き球のクロス。ファーでマタがジャンピングボレーシュート。方向定まらず。4-0でスペインリードで前半終了。
セルヒオ・ラモス→22 ナヴァス交替。48分、左からのグラウンダーのクロスにビジャが流し込む。5-0でスペインが差を付ける。56分、スペインが右から上がりナヴァスがボックス右奥へ。折り返しのクロスに、トーレスがワンタッチで流し込み、右へ飛び出したキーパーの横を素通りする。6-0でスペインが差を広げる。そしてトーレスのハットトリック! いやぁ、予想通り。63分、タヒチの五人の最終ラインが上がっている状態で、スルーパス。ビジャが完全に抜き出て、飛び出したキーパーも切り返し、倒れたところをゆっくりシュートを入れて、7-0でビジャもハットトリック達成! これは予想できなかった。悔しさでかロシュが倒れたままでいるところをトーレスが近寄り手を差し伸べるシーンがあった。64分、タヒチが左からクロスを出し、中でチョン・フェーが抜け出していたが、その前にレイナがキャッチする。惜しい。65分、スペインが中央で崩しマタがボックス右寄りに抜け出し、ディフェンダー1人を前にグラウンダーのシュート。突き刺さり、8-0。68分、ブールバル→15 ロレンソ・テハウ交替。マタ→10 セスク・ファブレガス交替。ビジャのフリーキックをキーパーがカット。ちょっとアピールして大歓声。69分、ボックス左からのシュートをセーブ。観客が沸く。72分、ルメール→20 ベロ交替。75分、カソルラ→6 イニエスタ交替。76分、スペインの右からのクロスにハンド判定。ペナルティキック。77分、トーレスがキッカー。右上を狙うがクロスバー。ロシュは両の人差し指で天を刺し両手を挙げ天を仰ぐ。観客が沸く。77分、スペインのカウンター。トーレスがドリブルで上がりボックス内で飛び出したロシュを右にかわし、流し込む。9-0でスペインが差を広げ、そしてトーレスがすぐに汚名返上なおかつ四点目で、今大会の得点ランキング単独トップ。対戦相手によるんだろうけど、ウルグアイ戦のよりトーレス&ビジャの方が面白い。85分、タヒチのカウンターでテハウがボックス内で倒れるもノーファール。88分、ナヴァスのボックス右奥からの折り返しのクロスをシルヴァが受け、ターンしての速いグラウンダーのシュートが左隅に刺さる。10-0でスペイン二桁差をつける。マタ1点、シルヴァ2点、ビジャ3点、トーレス4点という内訳。アディショナルタイム2分。試合終了、10-0でスペインの勝利。
これで大会史上、最多得点、最多得失点差だそうな。
※スペイン次節・ ナイジェリアの強さに期待(2013年6月24日の雑記)
※タヒチ次節・ ウルグアイは確実に決めたいところ(2013年6月24日の雑記)
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