※メモ作成に関する雑記・
メモ:大型連休での一周片道乗車券前半
2014年4月19日にメモ取り完了。図書館からデクラン・ヒル/著・山田敏弘/訳『黒いワールドカップ』(現代プレミアブック 講談社2010年6月10日発行)を借りて読み終えた。原題はDecian Hill "THE FIX SOCCER AND ORGANIZED CRIME" (2008)。いつものように以下、気になったところを引用。
p.226
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見返りは金か、または次シーズンにマルセイユに移籍させる約束だ。エイデリーは自伝『I Do Not Play Anymore』の中で、マルセイユがACミランを破った1993年のチャンピオンズリーグ決勝戦の後に、ミランの2選手が報酬をもらいにやってきたと書いている。
その試合でミランの一員としてプレーした元マルセイユの選手、ジャン=ピエール・パパンも似たような主張をしている(「マルセイユのために闘ったよ。どうすればこういう結果になるかは分かっている……」と)。ただマルセイユの他の選手やコーチたちは、エイデリーが著書をセンセーショナルに扱ってもらうために発言しているだけだとして、その疑惑を否定している。そのうちの2人は法的措置も辞さないと脅し、パパンはUEFAからのプレッシャーで発言を撤回した。
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p.328 2006年6月12日のワールドカップ本選、イタリア×ガーナ
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6月12日はイタリア対ガーナの試合があった。チンが八百長の可能性を語っていた試合の1つだ。彼によれば、ガーナ代表メンバーの汚職選手がイタリアに2点献上する。イタリア戦では勝ち点差に賭けることが目的だった。イタリアは少なくとも2点差で勝つ。
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実際、マッチはその通りになってその直後、ガーナ代表のところへ取材にいく流れ。
p.335
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ある朝には、プレミア・リーグのチェルシーに所属するスター選手マイケル・エッシェンがすぐそばで朝食を食べていた。
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p.342
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ガーナがこれまでユースレベルでいい成績を残したのは、多くの選手が実際は17歳以下ではなかったからだと語ったのだ。19か20、21歳でもっと若く見せてかけているのだ、と。
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2007年に入り、ガーナに赴く著者。
p.366
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ガーナに滞在した最初の1週間で、他にも2人、ワールドカップに出場したスター選手に取材した。アサモア・ギャンとサリー・ムンタリだ。大会では2人tもゴールを挙げ、どちらも八百長に協力するようなタイプではないと思っていた。八百長に関しても即座に否定した。
ムンタリは驚くほどいい人だった。驚くほど、といったのは、彼がガーナ版ロイ・キーンと評されていたから。キーンはマンチェスター・ユナイテッドの「用心棒」のような選手だった。イングランド・プレミア・リーグのポーツマスと契約したばかりのムンタリは、間違いなく無慈悲なミッドフィルダーで、かつてマネジメントの問題で代表を去ったこともあった。
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