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▼伊藤玲子さん:
>貂蝉さんにひかれます。
>小説あるいは演劇、講談で、いろいろに取り上げられているようです。
>どういう話があるか、できるだけお教えください。
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>史書の方は、記述があまり無いようで、多分、大体知っています。
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>例えば、最近(といっても数年たちますが)中国のテレビでやった三国志では、王允への恩義(愛?)で、連環をかけ、成功の後は、一人遠くへ去ります。
> 春のそよ風と一緒に あの空の白い雲になって遠くへ行きます。 貂蝉は貴方(王允?)のやさしい風にのって どこか遠くへ行きます。 あの山の頂きの白い雪になって眠ります。
> 吉川えいじや横山光輝では、ご存知のように、成功の後に自殺します。
> もともと、呂布のたった一人の愛妻だった話(三国志平話、私はこれが一番好きです。)、関羽に切られる話、曹操の側室になる話(私はこれがいちばん嫌いです)などなど、お教えください。
呂布の妻のバージョンで思い出すのは、GEOさんも書かれている「三国志学会大会」の竹内真彦先生の「呂布には何故ひげがないか−三国志物語の図像と本文の関係について」というご報告[#3036]ですね。
そのご報告では、雑劇に呂布と貂蝉は夫婦で生き別れ、王允はそれを知り利用する(貂蝉は身を汚すことを王允に強制される)という話があると出てきていました。
さらに『三国演義』で夫婦設定がなくなった理由についてもご考察されておりました。
※参照 三国志学会第一回大会ノート4
あとここの掲示板でもページ上部の「検索」で「貂蝉」と検索すると結構、出てきますよ→[#?貂蝉]
[#T1704] [#T1998]
↑これら二つのツリーなどがそうですね。
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