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▼さんすけさん:
>また余談ですが、
>別冊宝島『三国志曹操孟徳伝』に寄稿された關尾史郎という新潟大学教授の小論によると、
>沛国では王氏という豪族が地方の要職をほとんど独占していた、とありました
>(これも何の文献かわかりませんが)。
>それで父の曹節(宦官ではありません)は、曹騰を宦官にして宮中に送り込んだんだ、と。
>もちろん、かれの才覚を見込んでのことでもあったんでしょうけど。
>また、安徽省毫州市の郊外での古墳群発掘調査の結果、
>積み上げられたレンガ(磚)によって築かれた曹一族の墓室が発見され、
>そのレンガには、曹騰・曹嵩の同年代の曹一族の姓名や官職名が刻み込まれており、
>その他に夏侯一族の名前や、おそらく曹氏の息のかかった沛国の長官たちの名前、
>これに携わった職人たちの作業工程の数字や造られた年代、
>かれらの落書きまで(ひょっとしたら職人たちの名前まで)も見つかったそうです。
>刻み込まれたレンガは、五百近く発見されたとか。
>でも、これだけでは……。
>同教授の論文に、
>「安徽曹氏一族墓出土文字磚諸論」
>というのがあるそうです。
>どなたか、ご覧になった方はいますでしょうか?
最近、別冊宝島で「僕たちの好きな三国志」、「三国志曹操孟徳伝」と続けて出ているのはいろんなサイトで知っているのですが、本屋に寄ってもなかなか巡り会うことができないんですよね。
なるほど、そういう小論もあるのですね。
三国志ブームがくる機運だと嬉しいんです。
下の古墳群発掘調査はたいへん興味深いです。
よくまわりの(といってもネット)三国志ファンで史書を見てもわからないときは、「どっかから出土しないかな」なんて冗談で言うんですが、これなんかすごい情報ですね。
(…と確認ですが、これも「三国志曹操孟徳伝」のネタなのでしょうか?)
この論文をみると、ここのスレッドの曹氏、夏侯氏の詳しい関係が浮き彫りになるんでしょうかね。
ネットで「安徽曹氏一族墓出土文字磚諸論」を調べると、リストは出てきますが、詳しいことはわからないですね。
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