|
どうも、真壁です。
むじんさん、御投稿、真にありがとうございました。
ぜひぜひ、また、名場面を御教授頂ければ幸いです。
「曹操と丁夫人との別れ」。これは確かに名場面ですねえ。
ある意味、映画のラストシーンのような感じすらします。
この話は、様々な見方ができるように思います。
1. 大権力者・曹操といえども、夫婦の間ではただの夫であり、
一人の男にすぎない。超世非常の人、英雄・曹操でさえも、
一人の奥さんにてこずってしまうのだ、という見方。
2. この時代に、感情的な要因で、権力者の旦那に逆らうという、
まさにある意味、超世非常な丁夫人の生き方に感嘆する、という見方。
3. 上記のような丁夫人の姿勢を許した、「人間重視」の曹操ならでは
の度量に注目する見方。
4. 時には産みの親より育ての親の方が、子供に対して深い愛情を
持っているのだ、という見方。
5. 悲しみ、怒れる女性を宥めるには、常になるべく近くにいて、
長い時間をかけて怒りとときほぐすしかないのだ、という見方。
6. いつの時代も、男と女はすれ違う運命にあるのだ、という見方。
今、ぱっと思い付いたのはこれぐらいですが、まだまだ色々な見方が
あるかもしれません。
ああ、なんて味わい深いのでしょう。
これだから『歴史系』はやめられません。
また、御意見・御感想・御指摘・新たな名場面などを、
お寄せ頂ければ幸いです。
ちなみに表題は、このシーンに、
私が勝手につけたサブタイトルです
ジョージ真壁
|
|