| |
初めまして。
▼いやおうさん:
>曹操のことを「治世の能臣、乱世の姦雄」といったりジュンイクを「王佐の才」といったりしたのって虚実なんでしょうか?史実ならやっぱり原典とかあるのでしょうか?
前者の「治世の能臣、乱世の姦雄」は孫盛という人が書いた「異同雜語」という本に載っていたそうです。
三国志魏書の武帝紀(曹操の伝)での裴松之の注で引用されてました。
嘗問許子將:「我何如人?」子將不答。固問之、子將曰:「子治世之能臣、亂世之姦雄。」太祖大笑。
かつて(曹操は)許子將に「私はどういう人間でしょうか?」と訊いた。許子將は答えなかった。かたくなに訊くと許子將は「君は治世の能臣で、乱世の姦雄だ」と言った。太祖(曹操)は大笑いした。
てな感じで。(他にソースあるんでしょうかね)
「王佐の才」は三国志魏書の荀イク伝に書いてました。
[或〃]年少時、南陽何[禺頁]異之、曰:「王佐才也。」
荀イクが年少のとき、南陽郡の何[禺頁]は荀イクを優れているとし「王佐才だ」と言った。
結構、三国志系のエピソードは明らかなフィクション(小説が元ネタとか)が多いんですが、これら2つはそうではなさそうですね。
|
|