|
▼青木朋さん:
>>『太平御覧』卷八百九十四 獸部六 馬二
>>(『魏志』曰)
>> 又曰:陳思王表文帝曰:「臣於武皇帝世得大宛紫〓馬一匹、形應圖法。善持頭尾、教令習拜。今已能拜、又能行與鼓節相應。謹以奉獻。」
>
>この漢文の意味が完全には理解できなのですが、もしお暇でしたらお教えください。汗
>分からないなりの訳文は↓
>
>曹植が曹丕に出した表にいわく、「私が曹操の御世に手に入れた大宛紫[馬+辛]馬一匹は、形は図法にかない、頭から尾まですぐれていて、教えたことはすぐ習得します。今、陛下に拝謁がかない、謹んで献上いたします。」
>(はい、「又能行與鼓節相應」の部分の訳がありませんね。汗)
>
>スレッドの題を「曹操から曹植に下賜された馬の名前?」にしましたが、それ自体まちがっていたかなと、穴に逃げ隠れる準備をしております。。。
こんばんわ。
あと、ほぼ同じ文を別の所から見かけました。
『藝文類聚』巻九十三 獸部上 馬
【表】魏陳王曹植獻文帝馬表曰.臣於先武皇帝世.得大宛紫[馬辛]馬一疋.形法應圖.善持頭尾.教令習拜.今輒已能.又能行與鼓節相應.謹以奉獻.
それで訳の方ですが、自分なりに訳すと次のようになりました。
『太平御覧』卷八百九十四 獸部六 馬二
(『魏志』曰)
又曰:陳思王表文帝曰:「臣於武皇帝世得大宛紫[馬辛]馬一匹、形應圖法。善持頭尾、教令習拜。今已能拜、又能行與鼓節相應。謹以奉獻。」
また『魏志』に言う。陳思王が文帝に表して言う。
「臣(わたし)は武皇帝の世代に於いて大宛の紫[馬辛]馬一匹を得て、形は図法に従いました。善く頭尾を保ち、教令し習授しました。今、すでによく馴れており、またよく行き鼓節に従い、あい応じます。謹んで奉献いたします」
「節」に「やむ、とまる」という意味があるので、「鼓節」は「鼓進」(太鼓を打ちならして進む)のように、動詞として用いるのかな、とも思ったんですが、そういう用例が他に見あたらなかったので、普通に鼓と節の意味で用いました。あと「形應圖法」にしても「形法應圖」にしてもよくわからないです。
|
|