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ありがとうございます。
▼清岡美津夫さん:
>紹介した手前、一応、予防線を張る感じで書きますが、『漢代の文物』に載っている件の絵は、当時、書かれたものをスケッチしたものですので、現代人の目から見ると写実性がなくシンプルでデフォルメの強いものとなっています。
>(『漢代の文物』自体が借りづらい、もしくは購入しづらいですので、苦労した末に手に取り、その挿図を見たら、期待はずれでがっかりされるかもしれない、と思い書き込みました)
>
>その挿図に対応する本文を読んで、それと併せて知る手掛かりにしてくださると幸いです。
>
>どんな感じの図かというと下記のサイトの「畫像石」のところにある画像と似たような描写になります。
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>・京都大学人文科学研究所所蔵 石刻拓本資料
>http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/db-machine/imgsrv/takuhon/
いわゆる「復元イラスト」とは違うのですね。
私は復元イラストのようなものを少し期待していたので、お知らせしてくださって有難うございました。
とはいえ、少しでも手がかりがあるのは有難いことなので、陣営のことのみならず漢代を知る資料として、ぜひとも目を通して見たいと思います。
ただ『漢代の文物』は、新版ですらお目にかかるのは難しいかもしれませんが…
>また、より大きくテントが描写されたものに、林 巳奈夫/著『中国古代の生活史』P139「図7-(27) 国境監視所の傍のテントに住む原住民 彩画 嘉峪関 3〜4世紀」があります。こちらの書籍は先のものより図書館で見つかりやすいかと思います。
『中国古代の生活史』は国会図書館で一度だけお目にかかりましたが、時間がなかったので、ざっと見て少しだけコピーをとりました。
その中に上記のものが含まれていなかったのが、甚だ残念です。
近くの図書館にはなさそうなので、遠出のついでにかれこれ2年ほど探しているのですが、やはり入手は難しいようですね…
良書が昔に出たものばかりと思うのは、私一人の感想でしょうか。
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