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▼さんすけさん:
>いま、
>高島俊男著『三国志きらめく群像』(ちくま文庫)
>という本を読んでるんですけど、その本の関沢のところを読むと、
>豪族(名門)という言葉は、
>「冠族」「甲族」「良家」「世家」「右姓」など、
>その時々によって呼び方が変わるんだそうです。
>ここでは、身分の低い人たちが出世した話をまとめてるんですが、
>たとえば、魏志第二十三の注の『魏略』の列伝に、
>馮翊(ふうよく)という地方の東部には「冠族」がいなかったが、
>厳幹と李義という人物が、この地方の桓、田、吉、郭などの「甲族」に高く評価され、
>両者とも出世して馮翊東部の「冠族」になった、とか。
おー、いろんな呼び方があるのですね。教えて下さって、感謝です♪
思わず、三国志とその注で確認してみましたよ……軽くですが
「冠族」は上の例にもありますように、主に議略で多いですね。(桓範、許允)
「甲族」は上の例でしかみられませんでした。
「良家」は現在、日本でも使われるぐらいだからからか、結構ありますね。「良家子女」とか「良家女」とか子どもに使う場合が目立ちました。
「世家」はみあたらなかったんですが、「右姓」はありました(郭憲、孫伉、王惠陽)
やっぱり活きた言葉というのはいろいろ言い方があるのですねー
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